225日目・・・タロットカードの「Ⅻ」・・・「吊るされ人・THE HANNGED MAN」である・・・だれでも「吊るされたくはナイ」だろう、なッ。だが、人はそれぞれの理由で「吊るされる時」があるもんだ。そして、危急存亡、実存的立場の覚悟が出来ている人間・・・覚悟し、覚悟した人間、覚悟さえ出来ていれば、その時期は乗り越えていくらしい。「覚悟」とは「観念しろ」ってコトだ・・・何を「観念しろ」って言うんだろう?・・・番号の「十二」を「十二支」に重ねると「子支」である。中国に伝わったキリスト教分派のネストリュウ

吊るされ人

 ボクの文字分解の解釈だと「竄」の「ウ+鼠(ソ)」の「鼠」とは、「臼(うす)+爪(つめ)+(::=雨水・うすい・あまみず)」である・・・イエス・キリスト、「切支丹・耶蘇教」に関係アリやナシや?・・・
 「渦の津目、笛吹(うすい)の海女(あま)の巳(み)の頭(ず)」で、渦の津の眼を手首にした「人差し指の形」の淡路島のその「爪の先」は、真北に「明石=あかし=証し」。明石が証すモノとは「日本標準時間の基点の東経度(135度)」である。「明石」の真北延長に京都府日本海側の「(磯(イソ・ISO-))」が存在する。「iso-」は接頭語の「同等」で、英語の発音は「アイソ」である・・・「相磯・合い素・哀訴・愛想」・・・?
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 参考
 明石の城は室町時代中期当時の豪族、明石氏がその拠点として造った、現在の神戸市西区にある「枝吉(しきつ)」城。
 後に、豊臣秀吉が天下を統一し、キリシタン大名高山右近」が領主となる。
 1886(明治19)年7月12日に、明石市を通る東経135度の子午線を、日本の標準時子午線とした。
 1888(明治21)年1月1日午前0時より、明石の地方時間=日本の標準時間となった。
 (明石市のHPから)
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 徳島県と淡路島に挟まれた鳴門海峡の渦の海人、海士、海女(津メ)、天女の(うすい=笛吹)」・・・「爪の先」を指し示す方角、北東には兵庫県の「多聞」、「名谷」、「三田」、京都府の「丹波・日吉」、福井県の「名田庄」、「小浜・三方五湖」・・・オバマ(緒葉真)、あるいは、ショウヒン(商品・小品=ショウホン)、ミカタ(観方)、ゴコ(語古)・・・
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 「鳴門海峡」は徳島県の島田島北東部の「孫崎」と淡路島南西部の「鳴門岬」の間に位置する部分。峡間は約 1km。鳴門海峡では瀬戸内海と外海の潮位の差により起こる天然記念物の「鳴門の渦潮」を四国寄りの部分で見ることができる。
 「淡路島」は、国産みの神話で
 『古事記』では「淡道之穂之狭別島(あわじのほのさわけのしま)」、
 『日本書紀』では「淡路洲」と記録され、

 男:伊邪那岐命古事記
伊弉諾 尊(日本書紀

 女:伊邪那美命古事記
伊弉冉 尊(日本書紀

 が産んだと語られている。
 江戸時代には、徳島藩の知行地。明治維新期の廃藩置県によって、徳島藩は名東県に改組されたが、庚午事変(稲田騒動)が遠因となり、1876年8月21日に名東県が分割されると、淡路島は兵庫県編入された。
(参考:淡路島のHP)
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 淡路島は戦国時代の末期は「蜂須賀家」の所領。
 蜂須賀 正勝(はちすか まさかつ、大永6年・1526年〜天正14年5月22日・1586年7月8日)は羽柴秀吉の家臣。蜂須賀正利の子。
 蜂須賀小六(ころく)として有名。後に「彦右衛門」。
 秀吉を主人とした後、美濃墨俣築城の一夜城は有名。1585年、秀吉から「阿波一国(淡路島も含む)」を与えられたが、正勝はこれを子の蜂須賀家政に譲った。
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 「蜂須賀家の子孫」が「明治天皇」に吊るされた・・・?・・・阿波踊りじゃぁなく・・・CIGARETTE(シガレット)の盗みで・・・
 で、「古事記」には「太閤・古事記」とか、「秀吉・古事記」とかがあQるらしぃ、と以前、何かの本でヨンだんだけれども。
 とにかく、「殉教者」の「磔刑」は「秀吉の時代」からだろう・・・
以下のボクの「HP」には同じようなコトを「六十干支」と「淡路島」の絵図を書いているから、興味のあるヒトは参考にしてくれ。

http://www1.odn.ne.jp/~haa98940/fanin/pura2/kaizann/awajisima.htm

 「吊るされ人」の絵柄はT字形に右足を吊るされ、左足は曲げて右太ももに重ねられた下にあり、両腕は背後に縛られている。青い服、赤いタイツ、黄色い靴を履き、頭部には後光が輝いている・・・
 一般的には「自己犠牲・殉教」の意味であるが・・・法を破ったものに対する「磔刑」である。

 昨夜はTVでハリゥッド映画の「アンタッチャブル」を観た。モウ随分前にも二回ほど観たのだが、映画監督が観客にイイタイだろうカットの部分が多かった・・・ナッ。
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 1930年代のシカゴ
 「アル・カポネ」と「エリオット」の戦い。

 製作:アート・リンソン
 監督:ブライアン・デ・パルマ
 脚本:デイヴィッド・マメット
 撮影:スティーブン・H・ブラム
 音楽:エンニオ・モリコーネ
 編集:ジェリー・グリーンバーグ
    ビル・パンコウ
 美術:ウィリアム・A・エリオット
 出演
   :ケヴィン・コスナー
   :ショーン・コネリー
   :ロバート・デニロ
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 「禁酒法」をアメリカ議会が成立させ、そして廃止した期間の物語である。確かに「AMERICA合衆国」は現在も本質的には「事業家=カポネ」と「国家官僚=エリオット」の「資本主義国家」ではアルなっ。カポネは「権力」である。エリオットも「権力」である。この双方の「権力の基盤」を支えているモノは人々から掠め取った「上納金」と「税金」の「膨大なカネ」である。カポネが掠めたカネは「130億ドル」だったらしいが、エリオットが雇われた「国家」の「税金」からみればどォって言うことの金額じゃない・・・「ジパング」も本質的にはこの「くに」とたいした変わりはない・・・最近、世間のニュースでは感覚的にマヒするような「億円単位の金」が個人の儲けや、宝くじ、役人のネコババ、あるいは政治家の贈収賄で飛びかっている。100万単位、1000万単位なんかは目も無く、当たり前・・・
 「ショーン・コネリー」が演じる老警察官・・・「警察官の義務は生きて家に無事戻るコト」・・・踏み切りで自殺未遂の女性を助けようとして電車にはねられて「殉職死亡の警察官」・・・本当の「お巡りさん」・・・ハナシだけでも涙がでる。
 「デニロ」が演じる事業家・・・「野球の攻撃は打者の技術としての個人プレイ、点をカセがなきゃ・・・だが守備はチームプレイである」・・・まさにドンな組織であろうが「組織を守るタメ」には「ルール」に基づいた「チームプレイ」が必要である、なっ。ギャング組織であろうが、国家組織であろうが背信行為や裏切り行為があれば「組織崩壊」する。
 カポネを裁く「裁判官」、「陪審員」がスベテ「買収」されていた。ちょっと違うけれど日本の「検察官・裁判官」が「裏金」を告発しようとした「元検事(三井某)」にマルで「吊るん」で(?)、実刑、罰金の判決を言い渡した・・・ようなのだ。
 「ケヴィン」が演じるエリオットの任務を終えた時に「禁酒法」が無くなった・・・「家に帰って一杯やるさッ」・・・

 ・・・「法」って、ナンダロウかね?・・・特に「禁酒法」なんて言う人間の食生活に欠かせなくなってきたモノを「公法」で「禁止」する・・・この法律で莫大な財産を築いたのは「ケネディ兄弟の父親」もその一人だった、とか、とも言われている・・・のだが・・・「ケネデイ兄弟」はかってのアメリカの「救世主」だったのだろうか・・・「吊るされニン」・・・