180日目・・・TVで「ラストサムライ」をみたけれど・・・ナニが「武士道」なんだろうかね?・・・一般的には「武士道精神(?)」は「葉隠れ」って言われているけれど・・・「コトバの裏に隠れているモノ」ってコトなんじゃぁないのか・・・この地球上に生きている人間の数だけ「生き様」はイロイロあると思うけれど、カって「日本列島に居住」していた人々が、みんな「サムライ」だったワケでもないし・・・「サムライ」にも発生した根拠と時間的歴史性、その状況には個々別のイロイロな「サムライ」もいるから・・・でも、「規律と服従・自

 夕方には、NHK番組・・・「ダーウィンが来た」で・・・ブラジルの乾燥地帯で、サルの常識を覆す「世紀の大発見」。石を「道具」として使いヤシの実を割る「フサオマキザル」をみたけれど・・・「進化した行動」なんだろうか?・・・「必要に迫られた行動」・・・
 このおサルさん達、2本足で立ち上がり両手に抱えた石で固い椰子の殻を磐の上に置いて叩き割って、その中実を食べていた。各々のサルもこの技術獲得には様々なスタイルと方法で個性的に身につけていくらしい。ベテランのボスザルのように椰子の実を効率的に割るにはかなりの学習と修練が必要だったミタイだ。
 でもこのサルには人間の「武芸修練」で得る「忠君愛国の思想的精神」は無いだろうなっ。でもボスザルは近ずいてきたTVスタッフに磐の塊を落として威嚇していた。敵から家族の安全を守るのは当然だけれど・・・

 最近の中日新聞系列には「坂口安吾」の「堕落論」が掲載されているけれど、敗戦から反省した「歴史観」、「人間観」、「人間組織(システム)観」って納得したいような気分にもなるけど・・・彼の「立場」もわかるような気もするけれど、文章自体が「客観主義的(?)」で、彼の個的な実存としての「主体」は観客席に埋没しちゃっているように思う。ダレそれの「階級的立場」をみんな認めてしまっちゃている・・・「モノカキ」って・・・