159日目デス・・・昨夜の「踊るレジェンド」の「弁護士・灰島秀樹(八嶋智人)」、面白かったねッ・・・ドラマでは悪人も善人もいなく、人間諸関係の利害状況の中で「ただの人間」がいる。ボクも含めて現実的なこの社会には「立場を問われ」ながら、今現在の状況の中で「アイマイな答え」しか出せない「ただの人間」が右往左往して生きている・・・

 家族もいないらしい「灰島秀樹八嶋智人)」の楽しみは「ゲーム化された法律」の「勝敗」と、その「報酬(カネ)」なんだろう。
 自然破壊=海洋博覧会の開催地=税金投入・・・テーマパーク建設=民間事業利益・・・
 自然保護を訴える「博覧会反対派の住民+一立身県議」の思惑はイロイロだけれど・・・代表「芦川淑子(石田ゆり子)」は、かって都会生活で夫を亡くし、子供は喘息、アレルギーで病弱だった。
 反対住民らの依頼を引き受けた「灰島」の部下達、五回も離婚し、未だ離婚裁判中らしい「篠田真一(吹越満)」や「色気の無い女弁護士」、「フライディ趣味の弁護士」などの事務所スッタフの離脱とウラギリ・・・
 独りぼっちになった「灰島」弁護士・・・抜群な頭の回転と、そのしたたかさを快復させた「情熱の根源」は・・・既に幼い頃に死亡し、弁護士になりたかったらしい「おかぁさんの志」・・・「調停案=相互面子保持=妥協=カネ=生活安定」で解決・・・

 なんか、日本で起きた原発建設、ダム建設、河川のダム建設、空港建設、万博予定地、今現在の滋賀県の新幹線停車駅建設等などの「人間模様」とダブル・・・結局、「住民」は諦めたのか、丸め込まれたのか、「妥協」したのか・・・「保証金」で儲けちゃったのか・・・

 どっちにしても、「芦川淑子(石田ゆり子)」に重なった「母親の慈愛」が・・・訴訟パラノイアの「灰島」弁護士に「法律ゲームの勝利」として微笑んだのかな・・・産んでくれ、育ててくれたヒトは、それ自体が「アリガタイ」とは思うんだけれども・・・例外もある・・・みたい。

 併記158日目です
 ・・・高校履修の「世界史」ネッ・・・マァッ、中学校で習った「世界史」や、小学校で習った「日本史」に毛を生やした程度の「歴史」だから・・・「年号=事件」の暗記としてしか「先生」達は教えてくれないだろうし、先生には「歴史哲学」としての「理解能力」はないようだしね・・・「年号=事件」の暗記なら先生は無用で、センセイ、ムシゴロシて、タイカ、タイカでイイクニツクロウ・・・小学生くらいの「国語能力」さえあれば「国語でタダ記憶」すればイイんだから・・・推理小説のように「事件の事実」は「五W(イツ、ドコデ、ダレが、ナニを、ナゼ)」で説明されるけれど、見えないところの「なぜ=WHY」である動機、起因、原因が問題でね。「歴史観=事件の観方」・・・
 「知識の集積」、「知識」は「音声ことば」だし、「文字コトバ」だし、それを基礎にした日常生活の「経験的な記憶」だし、「思考操作」だし、「思想思索」だし。