126日目・・・「四柱推命(占い)」と「映画」?・・・Mさんところにズゥ〜ット前に貼り付けちゃったモノで、若干改作・・・今夜TVで観た「予知能力」の映画、気分がワルイ・・・シナリオ・ストリーって基本的には「占い」の「天の時・地の利・人の和」の構成要素とその中での「起・承・転・結」・・・人生は中々思うようには展開しないけれど・・・フイルムが編集され出来上がったモノは後からいくらでも「物語」を変えられる・・・自分自身が期待している通りのストリーで終わらないとスンゴク気分が悪くなる・・・「勧善懲悪」か「ハッピ

 先週の「功名が辻」で野口五郎が別れた「アサヒ媛」に白紙の「恋文」を雨の中で読んで聞かせる場面があった・・・スチエィション・・・勧進帳の弁慶・・・とも思ったけれど、「戦国無頼(白野弁十郎・シラノ・ド・ベジュラック)」のあの場面だった。「弁十郎」が媛のところで友人のために代筆した「恋文」を読み上げる・・・日が落ちて夕闇、暗闇の中でメクラになっている「弁十郎」は延々とその視えないハズの自分自身の思いを込めた「恋文」を読み上げていく・・・メクラになった三船敏郎(弁十郎)と媛役の司葉子(?)だったか・・・戦場で死んだ友人は宝田明(?)だったか・・・

 映画、ムカシ学生時代で東京にいたころ、新宿コマ劇場周辺に三本たての映画館「地球座」ってのがあった。そのアタリは映画館ばかり。アルバイトで金ができると、三本たての映画館、月のある土曜日に行くと三本視たあと、通しで新しい映画を三本みれた。全部で六本・・・み終わった帰りには「鶴亀」って食堂で、貧乏人だったボクは「120円」くらいのカツカレーを食べるか、新宿西口ガード下の食堂でこれも「80円」くらいの「鯨カツ」食って、また、別な映画館にもぐりこむ。当時、「牛肉ステーキ」なんて、一般庶民の口とは無縁の高級食材・・・逆に今ジャァ歯切れのワルイ「鯨カツ」は、高級なレストランか料亭でしか食えんだろうな・・・国際捕鯨(禁止)条約をひっくり返して将来は「安く食える」って考える日本人がいるらしいけれど、一生懸命に生きている「鯨の母子の生態」をTV番組でみたヒトなら・・・当時の日本人は蛋白源がに恵まれなかったけれど、臭くて固い「クジラのベーコン」を食卓にのせる理由はあるのかね・・・アルかも・・・最近は「マグロ」か・・・水銀マグロは妊娠中の母親には危険と言う情報も。「アメリカ産牛肉」はもっとたちが悪い・・・脳ミソがクルクルパァーになるらしいから・・・鶏もインフルエンザで・・・「家畜」達は先進国の飽食人間に「反撃」しているのかも。

 小さい頃、小学五,六年生から中学時代は毎日のように映画館へ通った。住んでいた所、小さな特殊な炭鉱の町だったので映画館は毎日が違う「月遅れの映画」を上映する。日活、東映大映東宝、松竹、新東宝、洋画などの映画・・・親戚の小父さんが映画館の支配人だったので試験があろうが、風邪で高熱がでようが入場無料のカオパスで。ボクの家にはTVがなかったから映画キチガイ。「封きり映画」を初めてみたのは当時、自分の町から三時間もかかる札幌・・・学校サボッテ、「アラビアのロレンス」・・・70ミリ映画・・・スベテが指定席・・・一番前の席で・・・圧巻・・・クビがおかしくなちまった。
 最近は「スッキリ、壊してやったぜ!!」の「ダイハード」が好きなんだけれど・・・もはや、時代は古いかな・・・

 ムカシの「ウエスタン映画」・・・カークダグラス主演の

 「ガンヒルの決闘(The Last Train from Gun-Hill)」

監督:ジョン・スタージェス
 出演:カーク・ダグラス
    アンソニイ・クイン

 「ガンファイター」

製作:ユージン・フレンク 
監督:R・アルドリッチ
撮影:アーネスト・ラズロ 
脚本:ダルトン・トランボ
音楽:アーネスト・ゴールド

出演:カーク・ダグラス
   :ロック・ハドソン
ジョゼフ・コットン
    :ドロシー・マローン
   (映画制作の資料は他の映画ファンのサイトから拝借しました)

 ・・・格好いかった・・・モウ一度みたいナッ。
 でさッ・・・映画の中の登場人物・・・「悪人」を演じる「人物=俳優」は大嫌いになったりなんかして、トツゼン、別な映画で「善人」を演じると頭の中が混乱してしまって。
 30代ぐらいになってから、「俳優≠登場人物」なんだって、観れるようになって、アイツの「星」は「偏印」とか、コイツは「傷官」とか、「俳優=演技力≠役柄」と評価できるようになってネッ・・・「ロッドス・タイガー」、「アンソニー・クイーン」、「伊藤雄之助」、「月形龍之介」、「進藤榮太郎」なんかの「悪者」が全部好きになちゃった・・・

 人生シナリオどおりにはイカナイもんだ・・・「予知能力」は不確かな「未来幻視」だし、「四柱推命」の抽象的・象徴的の「星」はその殆どが「思い当たる過去の事後的な事実解釈」だけれど、ボクみたいな者にとって、その「決定論的なシナリオ」は「未来的」には実現してもらいたくはナイナァって・・・今夜はイイ夢みれるカナ・・・