21日目デス・・・「念(ネン・デン)」が何故「二十・弐拾・XX」とオナジ「数」として扱われるのか?・・・漢和辞典には「廿(ジュウ・ジフ・ニュウ・ニフ)」の俗音が「念」に近いので中国王朝「宋代」から用いられた、とある。だが、「念」の俗音の記載は無い。そして、「廿」の俗字が「廾」とある。「廾」なら「草冠(丱・++)」か「算(竹+具)・升(斗+∫)」の造りの「廾」である。
「宋代」とは問題だな・・・王朝が三(参・參=ム+ム+ム+八+彡)ッもある。
紀元前286年に
「斉」に滅ぼされた春秋戦国時代の「宋(三十二代)」、
「斉」に滅ぼされた420年〜479年の南北朝時代の「宋(八代)」、
「元」に滅ぼされた960年(都は汴=ヘン・ベン)〜1127年(都は臨安)〜1279年の「宋(十八代)」
「汴」川の名、「卞(ヘン・ベン)」は法、きまり、せっかち、冠の意味で、「卞和」とは中国の周代の楚の人で、「和氏の璧」の左右両足を斬られ、「文王」に救われた主人公である。
「宋」には取り立てて漢字の意味は無いが・・・「宋人」は「愚か者」の例とある。「宋版」とは現存の版本中で最も古いモノであるそうだ。そして、漢字音の「宋音」は「唐音」と同じモノで、異称である。「行灯(アンドン)・土瓶(ドビン)・風鈴(フウリン)」等である。
漢字分解では「宋=ウ+木」であるな。
漢字分解では「參=ム+ム+ム+八+彡」であるな。
漢字分解では「汴=氵+卞」であるな。
そして、
漢字分解では「念=今+心」である。
「今(いま)」とは英語では「Now(ナウ)」で、日本語の「なう・ナウ」は「アザナウ(糾う)」は「禍福はアザナエル縄(なわ)の如し」の「撚る・捌・交える」で、「綯う」で、「名得(有・胡・烏・宇・卯)」である。