2272日目・・・やっと勝ったけれど、連敗十の「ハム」・・・「5−4」・・・ヤットの「福寿草」・・・TVのニュースを観ながらYさんが贈ってくれた「福砂屋のカステイラ」を食べっているが・・・「六花亭」の「マルセイバターサンド」を御返しして食べて貰おうかと・・・22:00「クローズアップ現代・プライバシーかセキュリティーか・スノーデンファイルの衝撃・NHKはアメリカが日本で展開する諜報活動についての“未公開ファイル”を入手・米当局が日本側に“大量監視システム”を提供」・・・



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 観+音+菩+薩・・・観+世+音+菩(艹立口)+薩(艹阝産)
 「見下ろす自在者」=「観自在」
  ↓↑      ・・・自ずから存在するのを観察・・・
  ↓↑
 インド土着の
 女神が仏教に取り入れられた
 ・・・仏教に女神は存在しなかった?
 エローラ石窟群・・・エローラには行ったが
 サールナート
 などインドの仏教遺跡で
 観音菩薩像らしい仏像が発掘されており、
 ゾロアスター教において
 アフラ・マズダーの娘とされる
 女神アナーヒターやスプンタ・アールマティと関連・・・
 「観音菩薩
 「観世音菩薩」の略号・・・
 唐代に、「世」の文字が
 二代皇帝太宗
 「李世民」の
 「名(諱)」の一部であったため、
 「避諱」により、
 唐代は「世」の文字は使用できなく
 それで、
 「観音菩薩」とし、唐滅亡後も、
 「世」を欠字にし記録・・・
 ↓↑
 浄土教
 「観無量寿経」の
 「阿弥陀如来」の脇侍として
 「勢至菩薩」と共に
 「観音菩薩」は設置
 大慈大悲を本誓とする・・・
 ↓↑
 観音菩薩(千手千眼十一面観音)
 観音は女性的な顔立ち
 観音経では
 「婦女身得度者、即現婦女身而為説法」
 と、女性に対しては女性に変身して説法
 次第に性別は無いものとして捉えられる・・・
 後代に至ると
 観音を女性と見る傾向が多くなった
 中国における
 観音信仰の一大聖地
 普陀落山(浙江省舟山群島)
 から
 東シナ海域や
 黄海にまで広まった・・・
 航海安全を祈念する・・・「観視=光景・聴聞=音響」
 民俗信仰や
 道教
 媽祖信仰などの
 女神と結び付いた・・・
 ↓↑
 「妙荘王」の
 「末女」である
 「妙善」という女性が
 尼僧として出家、成道し、
 「観音菩薩」となったという説話が
 十二世紀頃に中国全土に流布し、
 『香山宝巻』の成立によって
 王女「妙善」説話が定着、
 美しい女性としての
 観音菩薩のイメージが定着・・・
 ↓↑
 「普門品偈文(観音経)」
 「衆生、困厄を被りて、
  無量の苦、身に逼(せま)らんに、
  観音の妙智の力は、
  能く世間の苦を救う。
 (観音は)
  神通力を具足し、
  広く智の方便を修して、
  十方の諸(もろもろ)の国土に。
  刹として身を現ぜざることなし。
  種々の諸の悪趣。
  地獄・鬼・畜生。
  生・老・病・死の苦は、
  以て漸く悉く滅せしむ」
 現世利益が共通・・・
 ↓↑
 六観音
 真言
 ↓↑
 聖観音
 十一面観音、
 千手観音、
 馬頭観音
 如意輪観音
 准胝観音
 を六観音
 ↓↑
 天台系
 ↓↑
 准胝観音の代わりに
 不空羂索観音を加えて
 六観音とする
 六観音
 六道輪廻(生命は6種の世界に
      生まれ変わりを繰り返す)
 の思想に基づき、
 六種の観音が
 六道に迷う
 衆生を救うという考えから生まれた
 ↓↑
 地獄道 - 聖観音
 餓鬼道 - 千手観音
 畜生道 - 馬頭観音
 修羅道 - 十一面観音
 人 道 - 准胝観音
 天 道 - 如意輪観音
 という組み合わせ
 ↓↑
 千手観音
 経典においては千本の手を有し、
 それぞれの手に一眼をもつと記録されているが
 仏像表現での造形上困難で
 唐招提寺金堂像などわずかな例外を除いて、
 四十二本の手で・・・四拾弐・・・肆足貮
 「千手」を表す
 観世音菩薩が千の手を得た謂われとしては、
 伽梵達摩訳
 「千手千眼觀
  世音菩薩
  廣大圓滿無礙
  大悲心陀羅尼經」
 がある。
 この経の最後に置かれた
 大悲心陀羅尼
 は禅宗寺院で読誦されている・・・
 ↓↑
 「魚籃観音(ギョランカンノン)
 三十三観音に数えられる・・・三十三の音を観る
 観音菩薩の一
 中国で生れた観音の一つで、
 同じ三十三観音のひとつである
 馬郎婦観音(メロウフカンノン)と
       馬=うま・ま・バ(漢) メ(呉) マ(唐)
       驫=はしる・ヒュウ・ヒョウ・多くの馬=群馬
         青森にある集落名に驫木(とどろき・轟)
 同体・・・
 ↓↑
 中国唐時代
 魚を扱う美女がおり、
 観音経・金剛経法華経を暗誦する者を探し、
 めでたく
 この3つの経典を暗誦する者と
 結婚したがまもなく死没
 この女性は、
 法華経を広めるために現れた観音とされ、
 以後、
 「馬郎婦観音魚籃観音
 として信仰されるようになった・・・
 この観音を念ずれば、
 羅刹・毒龍・悪鬼の害を除くことが出来る・・・
 日本では中世以降に信仰
 ↓↑
 形象
 一面二臂
 魚籃(籠・かご)・・・籃=竹+監
 を持つものや、
 大きな魚の上に立つものなどがある
 東京都港区の       魚籃寺
 三重県津市の       初馬寺
 千葉県松戸市の      万満寺
 滋賀県長浜市木之本町古橋(旧鶏足寺
 長崎県平戸市生月町   (生月観音)
 などにある・・・
 ↓↑
 三十三観音の名称
 (1) 楊柳(ようりゅう)
 (2) 龍頭(りゅうず)
 (3) 持経(じきょう)
 (4) 円光(えんこう)
 (5) 遊戯(ゆげ)
 (6) 白衣(びゃくえ)
 (7) 蓮臥(れんが)
 (8) 滝見(たきみ)
 (9) 施薬(せやく)
 (10) 魚籃(ぎょらん)
 (11) 徳王(とくおう)
 (12) 水月(すいげつ)
 (13) 一葉(いちよう)
 (14) 青頚(しょうけい)
 (15) 威徳(いとく)
 (16) 延命(えんめい)
 (17) 衆宝(しゅうほう)
 (18) 岩戸(いわと)
 (19) 能静(のうじょう)
 (20) 阿耨(あのく)
 (21) 阿摩提(あまだい)
 (22) 葉衣(ようえ)
 (23) 瑠璃(るり)
 (24) 多羅尊(たらそん)
 (25) 蛤蜊(こうり、はまぐり)
 (26) 六時(ろくじ)
 (27) 普悲(ふひ)
 (28) 馬郎婦(めろうふ)
 (29) 合掌(がっしょう)
 (30) 一如(いちにょ)
 (31) 不二(ふに)
 (32) 持蓮(じれん)
 (33) 灑水(しゃすい)
 ↓↑
 「胎蔵曼荼羅胎蔵界曼荼羅
 「金剛界曼荼羅
 の2つの曼荼羅を合わせて
 「両界曼荼羅」または「両部曼荼羅
 ↓↑
 「福 聚 海 無量」
 (フクジュカイムリョウ)
   ↓↑
 「福聚海無量」→「福寿海無量」
  福聚海
  福寿草
 「観音経」
 「法華経普門品」にある句で、
  観音の徳を福の聚まる海にたとえて讃えた
 「一切の功徳を具して、
  慈眼をもて衆生を視たもう。
  福聚の海は無量なり、
  是の故に応に頂礼すべし」
 「聚は寿と書いて書幅などに揮毫される」
   ↓↑
 「慈眼視衆生、福聚海無量」
   ↓↑
 一切の功徳を具(ぐ)し、
 慈眼をもて衆生を視(み)、
 福聚の海無量なり。
 是の故に応(まさ )に頂礼(ちょうらい)
 ・・・つまり「妙音」を受けて
 「観音さまの音(こえ)は
  たいへん美しく言葉では言い表せないほどのもの」
   ↓↑
 「梵音海潮音
   ↓↑
 観音菩薩勢至菩薩阿弥陀如来
 「観音経(法華経普門品)」
 にある句で、
 観音の徳を福の聚まる海にたとえて讃えたもの。
 「一切の功徳を具して、
  慈眼をもて衆生を視たもう。
  福聚の海は無量なり、
  是の 故に応に頂礼すべし」
 (聚は寿と書いて書幅などに揮毫されることがある)
   ↓↑
 「妙音」を受けて
 「観音さまの音(こえ)はたいへん美しく
  言葉では言い表せないほどのもの」
   ↓↑   ↓↑
 具一切功徳 一切の功徳を具し
 慈眼視衆生 慈眼をもって衆生を視(み)たもう
 福聚海無量 福聚の海は無量なり
 是故応頂礼 是の故に応(まさ)に頂礼(ちょうらい)すべし
   ↓↑
 「南無観世音菩薩(なむかんぜおんぼさつ)」
    ↓↑
  観音菩薩
  アヴァローキテーシュヴァラ
 別名 観世音菩薩
    観自在菩薩
    救世菩薩
 経典 「妙法蓮華経
    (観世音菩薩普門品・第二十五)
 声を出して唱うることが、観音信仰の第一歩
   ↓↑
 妙音観世音 梵音海潮音 勝彼世間音 是故須常念
 念念勿生疑 観世音浄聖 於苦悩死厄 能為作依怙
 具一切功徳 慈眼視衆生 福聚海無量 是故応頂礼
   ↓↑
 爾時。持地菩薩。即従座起。前白仏言。世尊若有衆生
 聞是観世音菩薩品。自在之業。普門示現神通力者。
 当知是人。功徳不少。仏説是普門品持。
 衆中八万四千衆生皆発無等等。
 阿耨多羅三藐三菩提心
   ↓↑
 妙音観世音(みょうおんかんぜおん)、
 梵音海潮音(ぼんのんかいちょうおん)、
 彼の世間の音(こえ)に勝れり。
 是の故に須(すべか)らく常に念ずべし。
 念々、疑を生ずること勿(なか)れ、
 観世音は浄聖にして
 苦悩死厄(しやく)に於いて能く為に
 依怙(えこ)と作(な)れり。
 一切の功徳を具(ぐ)し、
 慈眼をもて衆生を視(み)、
 福聚の海無量なり。
 是の故に応(まさ)に
 頂礼(ちょうらい)すべし。
 爾(そ)の時に持地菩薩、
 即ち座より起ちて、
 前(すす)んで仏に白(もう)して言(もう)さく、
 世尊よ、若し衆生ありて
 是の観世音菩薩の自在の業(わざ)、
 普門示現神通の力を聞かん者は、
 当(まさ)に知るべし、是の人功徳少なからず。
 仏是の普門品を説きたまいし時、
 衆中八万四千の衆生は、
 皆無等等、
 阿耨多羅三藐三菩提心を発(おこ)せり。
   ↓↑
 「妙音観世音」
 妙音の妙(みょう)とは
 言葉で言い尽くせない不思議なもの
 また大変美しい妙(たえ)なるものという意味もあり
 「観世音」を
 観音さまの音(こえ・声)と訳す・・・?
 「妙音」を受けて・・・
  妙(女亅八ノ)音(立日
 「観音さまの音(こえ)は・・・
  観(ノ一隹目儿)音(立日)
 「たいへん美しく言葉では言い表せないほどのもの」
 という意味・・・?
   ↓↑
 「梵音海潮音
 梵音=林+凡(風)+立+日
 海潮音=海鳴りの音
 「梵音海潮音」=陸地や海原
         自然が放つさまざまな音(おと)
 「勝彼世間音」
 (彼の世間の音(おと)に勝れり。)
 梵音や海潮音などの
 自然の音こそ観音さまの妙音
 観音さまの「音=声=説法」である
   ↓↑
 「世間の音」=人の世の「人の声」
        人の常識理論
 真実の音(梵音海潮音)は
 人の世の迷いの音(理論)に勝っている
   ↓↑
 「是故須常念」
 (是の故に須(すべか)らく常に念ずべし)
   ↓↑
 「念念勿生疑」
 (念々、疑を生ずること勿(なか)れ)
 疑いなどまったく起こらない?・・・起こる
   ↓↑
 「観世音浄聖 於苦悩死厄 能為作依怙」
 (観世音は浄聖にして
  苦悩死厄(しやく)に於いて
  能く為に依怙(えこ)と作(な)れり)
   ↓↑
 悩める衆生のあらゆる
 苦悩や死厄から救ってくれる
 依怙(たより)になる・・・依怙贔屓?
   ↓↑
 「具一切功徳 慈眼視衆生
 (一切の功徳を具し、
  慈眼をもて衆生を視)
   ↓↑
 「福聚海無量 是故応頂礼」
 (福聚の海無量なり。
  是の故に応(まさ)に頂礼(ちょうらい)すべし)
   ↓↑
 福聚=幸福の集まり
    海のごとく無量
   ↓↑
 「爾時。持地菩薩。即従座起。前白仏言」
 (爾(そ)の時に持地菩薩、
  即ち座より起ちて、
  前(すす)んで
  仏に白(もう)して言(もう)さく)
   ↓↑
 「世尊若有衆生
  聞是観世音菩薩品。
  自在之業。
  普門示現神通力者。
  当知是人。
  功徳不少。」
 (世尊よ、
  若し衆生ありて
  是の観世音菩薩の自在の業(わざ)、
  普門示現神通の力を聞かん者は、
  当(まさ)に知るべし、
  是の人功徳少なからず)
 (世尊よ、わかりました。
  今、観世音菩薩の自由自在な
  衆生済度のはたらきを拝聴したが、
  その神通の力を聞かれた者の
  功徳たるや計り知れない
   ↓↑
 「観世音菩薩品」
 『観音経』のことです。
 持地菩薩とは地蔵菩薩のことであり、
 最後に地蔵菩薩
 大衆を代表されて
 この『観音経』の大功徳を証明された
   ↓↑
 「仏説是普門品持。
  衆中八万四千衆生皆発無等等。
  阿耨多羅三藐三菩提心
   ↓↑
 (仏是の普門品を説きたまいし時、
  衆中八万四千の衆生は、
  皆無等等、
  阿耨多羅三藐三菩提心を発(おこ)せり)
   ↓↑
  全員この上ない完全な悟り
 (皆無等等、阿耨多羅三藐三菩提心)に到れり
   ↓↑
 「無等等」=比べることができない
 「阿耨多羅三藐三菩提」
 (あのくたらさんみゃくさんぼだい)
  梵語のアヌッタラー・サミャク・サンボディー
  の音写語で、
  無上正等正覚と訳す)
   ↓↑
 冒頭が、
 「もし無量百千万億の衆生あって、
  諸々の苦悩を受けんに、
  是の観世音菩薩を聞いて、
  一心に称名せば、
  即時に其の音声を観じて、
  皆解脱することを得ん」
 最後が
 「衆中八万四千衆生皆発無等等。
  阿耨多羅三藐三菩提心
   ↓↑
 八万四千=無量無限
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 あみだぶつ
 阿弥陀と音写
 阿弥陀仏阿弥陀佛・弥陀仏
 梵名=アミターバ=「量(はかり)しれない光を持つ者」
    アミターユス=「量りしれない寿命を持つ者」
    漢訳=「無量光仏・無量寿仏」
 別名
 阿弥陀仏
 無量光仏
 無辺光仏
 無礙光仏
 無対光仏
 焔王光仏(光炎王仏)
 清浄光仏
 歓喜光仏
 智恵光仏
 不断光仏
 難思光仏(難思議仏)
 無称光仏
 超日月光仏
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 カステイラ・・・・・castle=とりで=砦・城
               茶志内アイヌ語
               茶を内に志す=茶が飲みたい?
 スペインの地方名
 カステリヤ(Castilla)の
 ポルトガル語発音の
 カステーラ(Castela)
 「かすていら」
 「かすてえら」
 「カステラ」になった
 製造過程での
 メレンゲ・・・(英語 meringue・フランス語 meringue
        ドイツ語 die Meringe, Meringel)
        =鶏卵の卵白を泡立てた食材
 を作る際、
 高く高く盛り上げる時
 「城(castelo)のように高くなれ!」と言ったことから、
 カステロ=カステラとなった・・・
 中国の「点心」・・・中華料理の軽食の総称
 の一つであり
 マレーの地名を冠する「馬拉糕」
 沖縄の「鶏卵糕(ちいるんこう)」
 ・・・?
 一般的な説
 ポルトガルの宣教師によって
 平戸や長崎に伝えられた・・・
 乳製品を生産、常用しない
 当時の日本にも残ることができた
 ↓↑
 当て字
 1907年
 夏目漱石
 「虞美人草
 で「卵糖(カステラ)」と記して、当て字
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 ・・・???・・・