2255日目・・・シリア・アレッポの「空」・・・なんか、TVの画面を見ていて、これが地球上の人間同士の「日常性」なんだ、と思うとウンザリである。それに世界的なニュースの日常を伝えるアナウンサー、キャスター、コメンター達の情報を伝える顔の表情は笑ったり、怒ったり、涙を浮かべたり、痛そうで、沈痛な面持ちになったり、驚きで眼を剥いたり、元気そうに鼓舞したりで、今現在の世界の天獄、煉獄、地獄の映像を絡ませ、事件ごとに表情を変えていく・・・あの「表情」は本物なんだろう、が・・・

 この時期、TVで合格発表の数字を確認し「笑い泣き」、「泣き笑い」はみるが、ニュース、or バライテイなどのTVに登場する人々は、まさにタレントの「竹中直人ばりの笑いながら怒る人」の表情の練習を無意識にしているんだろう・・・
 シリア・アレッポの「空」・・・爆弾、ミサイルが落ちてくるのをタダ、タダ、空を見上げて、病院が破壊される空間にいるだけでイイハズがない・・・しかも「毒ガス(爆弾)」の散布・・・
 紺碧の空、星々の輝く空を眺めている暇ない・・・だが、地下室に逃げても地中貫通爆弾(Bunker Buster)、遠くに逃げてもクラスター爆弾(cluster bomb・集束爆弾・親子爆弾)・・・ナパーム弾(Napalm bomb)が空から降ってきたら、その周辺も酸欠、一酸化ガスが蔓延・・・呼吸する場所は無い・・・
 アメリカ軍の焼夷弾空襲、原爆投下、ヴェトナムの北爆、北大西洋条約機構NATO)加盟諸国のボスニア・ヘルツェゴビナセルビアに対する空爆湾岸戦争でのイラクの首都バグダードへの空爆・・・
 そして、シリア・アレッポの「空」・・・「般若心境の色即是空、空即是色」か?・・・文字通り、「空の色、色の空」は変化させられる・・・
 「3月19日、21:00 NHKスペシャル・シリア絶望の空の下で閉ざされた街・最後の病院」・・・「今世紀最悪の人道危機」だってか?・・・「最悪」って「被害者の人数のコト」なのか?・・・「人道危機」にはランクはない・・・
 「アサドのシリア政府軍」と「プーチンのロシア軍の空爆」・・・「アベ」がナゼ、あんなデタラメな「プーチン」と「北方4島」で仲良くできるのか、「アベ」がナゼ、あんな白人主義者の「トランプ」と仲良くできるのか、哂っちゃう・・・
 それにNHKの「9:00・日曜討論・進むミサイル開発・北朝鮮にどう向き合う」での軍事衝突にまったく危機感のない「安全保障と国際政治の専門家6人?」の言辞には嗤っちゃう。日本のアッパレな「空」をタダ、タダ眺めていればどうなるのか・・・
 それに、「15:25・そこまで言って委員会」の無責任なプチブル客観主義者たちの言辞・・・
 オマケに「23:30・サイエンスZEROチェルノブイリと福島〜環境編〜」・・・日本の山間の急流の河川が放射能セシウムの「濃度」を早く減らすって、「農奴」も当然存在しなくなるのは事実だが、豊洲の「ノウド」はどうなる・・・そもそも原発が存在し、爆発し、事故れば、放射能汚染で人々が死ぬ以前に、この世の地獄の経験をするのだ・・・
 文明、文化の人間の知識と技術は、「人為的戦争破壊」がなくても、古代から近代、現代社会の事故は「天災(自然災害)」と「人災(人為災害)」が重なるのは当然である・・・自然に逆らった居住空間、交通機関は、その天災事故を人為空間領域に拡大させ、事故を巨大化させる・・・
 TVが家の中に6台もあれば、いや、今や巨大なモニター画面の中に、幾重もの世界の現実、世界の狂想、妄想が視覚的にも聴覚的にも「曼荼羅」パターンの情報で脳ミソに統合させていく?・・・喜怒哀楽が同時に、立体的に、五感を刺激しているが・・・これらを脳ミソは、協和的になのか、不協和的なのか認識しているらしいが・・・刺激が相殺されて消えていくモノもあるらしい・・・
 「交響楽団」の入り混じった「音」は、個々の楽器の「調和、和合(harmony)」なのか、どうなのか・・・指揮者は「絶対音感」を有している(?)らしいけれど・・・不協和音の「音楽」って・・・
 これって、酔っ払って、あるいは、ラリッて、感覚が麻痺しているのか、鋭敏に研ぎ澄まれてしまっているのか・・・無関心なのか、冷静なのか、自己保身、エゴの塊りになっているのか・・・
 「ソラ」を見ていたら次は「シド」で、「レミハ」・・・ナルほどである・・・
 アルプス山中の氷河で発見された5300年前の「アイスマン」・・・「0:00・地球ドラマチック・よみがえるアイスマン〜科学とアートが明かす謎〜」ですか・・・