1976日目・・・前回、書き込んだ「悉曇(シツタン)学」だが、「悉(ことごとく)」を分解すれば、「ノ(へつ)+米(こめ)+心(こころ)」だが、これは「采+心」で「爪(つめ・爫)+木(き)+心(こころ)」だろう。「曇」は「日(ひ・ニチ→曰・いわく)+雨(あめ・ウ)+云(二+ム→ふたつ+よこしま)」である。「采(とる・サイ・チェ)」は「指でつかんでとる・手でとり入れる・手で植物の葉などを摘み取る・えらびとる」、「色取(いろどり)・選色、混合色、色あいや、色彩」、「与えた領地・代官や高官の知行地(チギョウチ)

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 「禿(はげる・ちびる・トク)=禾+儿=秃→𣬜」は「禾(のぎ・いね・カワ)の儿(ジン・ニン)」であり、「兀(禿げる・コツ・ゴツ)」でもないし、「几(つくえ・キ)」でもない・・・
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 「兀(禿げる・コツ・ゴツ)」
 「高して上平らかなるなり。人の上に一在るに從ふ(説文解字)」とあり、「儿(ニン・ジン)」の上に一を置く指事で、地形。白川静は、「髪の毛を剃り落とした頭の側面の象形」。「髟+兀」を組み合わせた漢字は「髠」=「髪の毛を剃り落とす刑罰」。正面から見た象形が「而」であるという・・・?
 ・・・ドウ観ても「兀」は
 ギリシャ文字
 「パイ(兀→Π・π)」に類似(字)する・・・
 円周率の「3.141592・・・」=「参-点-壱肆壱伍玖弐」は
 円の直径と円周の長さの「比」=円周/直径
 円の周長の直径に対する「比率」=円周÷直径
 円の面積と半径の平方との「比」
 スイスの大数学者
 レオンハルト・オイラー(1707〜1783)が
 1739年に「π」を、最初に用いたのは
 「オイラー」・・・オイラって、「俺等」・・・「俺が等しい」・・・
 「オイラはドラマー(Drummer・元々は土耳古(Turkey・トルコ)の軍楽隊の鼓手で、閲兵式、式典、祭典、犯罪者の刑罰の執行をも管理し、鞭打ちの刑では鞭を振り下ろす速度の調節もしていた)」
 「ヤクザなdrummer」は石原祐チャンの「嵐を呼ぶ男」で、
 「オイラのドラム(dram・太鼓)を叩くドラマー(drummer)」
 だが、
 オイラ(俺・僕・私・自分)の「ドラマ(drama・劇、芝居、戯曲、演劇、劇的事件・語源はギリシャ語のdrâma(ドラーマ・Drama)」ではない・・・
 「ドラマ県(Περιφερειακή ενότητα
        Δράμας=ドラマス)は、
  ギリシャ共和国
  東マケドニア
  トラキア地方を構成する行政区の一)」
 「虎記唖=古事記日本書紀壬申の乱)」・・・とんで、「虎の尾を踏む男達・The Men Who Tread on the Tiger's Tail)・1945年(昭和20年)製作・東宝製作・監督黒澤明」、「白黒の59分の映画」である・・・GHQの検閲でお蔵入りしていたが「1952年(昭和27年)4月24日に公開」された・・・
 朝のTV番組に出ていた「女性ドラマー&歌手(ドラムヴォーカリスト)」の「シシド・カフカ」にはビックリしたが、スゴイ、ッ・・・
 兎に角、
 「俺=おれ・われ・エン」=「イ」+「奄」→おおう・おおきい・いこう・ともに・ながく・たちまち」→「大+申(釻+甩=ふりまわす・なげる・ほおる・シュツ)」・・・申(猿)の伸びた尻尾の曲がり(日+乚)・・・「乚=イン・隠すの古字・部首の乙の異体・毫(ゴウ・わずか)の略体・オツ、オチ、イン、ゴウ」・・・「乙(オツ)」は「Z(ゼット)」と殆んど同字(似)である。
 「奄=足の一方が伸びてぴんとしない足なえの意」・・・
 「奄美大島(あまみおおしま)」・・・琉球沖縄列島の一
 「奄」=気がふさがって通じない
    「気息奄奄」
     にわかに・たちまち
     上から大きくかぶさる
     おおい隠す・ふさぐ・ふさがる
     おおいかぶせて通じなくする
     通じなくなる
     国名=殷(イン)の一族の国
        山東省曲阜キョクフ県付近にあった
        周に滅ぼされ、魯(ロ)の地となった
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 「刖(ゲツ、足切りの刑)」と音が通じて
 「足切り」の意・・・「龐涓自魏誘以刖之」・・・
 「臏は膝(ひざ)の部分の骨を
  削り取って歩けなくする酷刑」・・・
 「膝(ひざ)は脚(足)の関節部で、
  腿(もも)と脛(すね)とを繋ぐ部分
  膝の 前面を
  膝頭(ひざがしら)、
  膝小僧(ひざこぞう)という。
  後面は
  ひかがみ(膕、引屈)という・・・
 ・・・ならば、足を切られた人物とは「孫臏兵法」の「孫臏」である。
 「兵法家の鬼谷子の弟子で
  魏の龐涓は
  同窓の
  孫臏を魏へと招待し、
  孫臏を罪に陥れ、
  脚を切断する刑(剕)」
 と、
 「額に黥(いれずみ・刺青)を入れる刑」に処した・・・
 「孫臏は斎(斉・齊・齋)に逃れ、
  田忌(将軍)の下で軍師となり」、
 「桂陵の戦い」、
 「馬陵の戦い」で
  魏に勝利し
  龐涓は自刎」し、
  魏の太子
 「申」は捕虜になった・・・
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 その他・・・足切り
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 魯国に足切りの刑にあった
 「王駘」、
 「申徒嘉」・・・
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 「兀突骨(ごつとつこつ)」は、
 「三国志演義」に登場する架空の人物で、
 南蛮にある
 烏戈国(烏滸族)の王で
 身の丈
 十二尺の大男
 体が鱗で覆われている人物・・・
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 「兀=音読み=コツ、ゴツ、訓読み=はげる」
 声符
 「兀」を声符とする漢字
 「㐳、扤、阢、杌、髠」
 「虺=兀+虫」・・・
 「兀首・兀然・兀秃・兀楞楞」
 「兀兀(コツコツ)=地道に働くさま・たゆまず努め励むさま」
 「突兀(トッコツ)」、「兀坐(コツザ)」、
 「兀山(はげやま、コツサン)」、
 「兀爾(コツジ)」、
 「兀者( コツシャ)」、
 「兀然(コツゼン)」、
 「兀傲(コツゴウ)」、
 「兀兀(コツコツ、ゴツゴツ)」
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 「兀」=山などの上が高くて平らなさま
     高く突き出たさま
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「禿(はげ)」が「禿(ちび)る=先がすれてへる・すり切れる」、「ちび=小さいもの・人・動物。背の低いこと・軽い卑しめや、年の 幼い人・子供に親しみをこめていう語」
 「ちびの語源・由来」は動詞「禿びる(ちびる)」の 連用形が名詞化した語で、漢字では「禿(ち)び」とも書かれる。動詞「禿(ちび)る」は「先がすり切れる意」で、「禿(はげ)る」も、その意味から当然ではアルな・・・
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 「漢字音」の「悉曇(シツタン)学」の「本質」は・・・
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 対象←五感(主に視覚)→形象認識←音声→形象の文字化
 であろう・・・「漢字一音」の意味にコダワル必要はないが、「音声母音の一文字漢字」は当然ある。
 「日本語の内臓は別にして、表面的に観える身体用語の音声」は
 「髪(かみ・け)・頭(あたま・おつむ)・額(ひたい・ぬか)・頬(ほお)・首(頸・くび)・腕(うで)・肘(肱・ひじ)・手(て)・指(ゆび)・爪(つめ)・胸(むね)・腹(はら)・臍(へそ)・魔羅(まら・摩羅)・?(まんこ)・尻(しり・けつ)・股(また)・足(あし)・踝(くるぶし)・脛(すね)」、
 身体を全面的に被う表面的な皮膚(ヒフ)は「皮(かわ・はだ=膚・肌)」である・・・「血(ち)の管(くだ)」もみえる・・・
 「顔(かお)」には
 「眉(まゆ)」
 「目(めめ・め・ま)」→「瞳(眸・ひとみ)」
 「耳(みみ)」
 「鼻(はな)」
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 「口(くち)」の中には
 「舌(した)」も
 「歯(は)」もみえる
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 「鬚(ひげ・須・髭・髯・鬍)
 「顎(あご)」
 ・・・これらは「漢字の文字形象」として、原則的に、それらの「意味」が理解できる・・・単音の身体器官は「け(毛)・ち(血)・め(目)・て(手)・い(胃)・は(歯)」・・・まだ、あるかも・・・