1936日目・・・こんな「裁判官(内藤裕之氏)=差異番官」がこの日本に存在するとはね・・・「日本国憲法」の「日本語」って、なんなんだか・・・国歌「君が代」不起立で減給処分は適法58歳教諭の訴えを棄却(産経新聞12月21日(月)15時28分)・・・卒業式で「君が代」を起立斉唱しなかったことを理由に減給処分を科したのは「違法」だろう・・・「21日、大阪地裁で、内藤裕之裁判長は原告の請求を棄却」・・・「橋下徹氏が知事だった平成23年6月に、府内公立学校の教職員に、行事の際の国歌の起立斉唱を義務づける全国初の国

 内藤裁判長は過去の最高裁判例に基づき
 「公立学校の式典における国歌の起立斉唱は
  慣例上の儀礼的所作で、
  個人の思想・良心の自由を
  直ちには制約しない」
 と判示。
 「起立斉唱を求めた校長の職務命令や、
  その根拠となった
  同条例の違法性を否定した」・・・
 「国歌」は「民が代」でもあるハズだが、なぜか「君が代」・・・イイ歌だとボクは思うが、「歌のコトバ」は「思想」である。「君」は「クン」ではなく「きみ」である・・・「慣例上の儀礼的所作」は、「制約」そのものである・・・「個人の思想・良心の自由を直ちに制約している」・・・この「裁判長」は、お隣の「国家の御用サイ番官」じゃぁないよなッ・・・

 深夜には「ETVのサイエンスゼロ」で「クマムシ」、その後の「ミーアキャット・ミーア キャット(Suricata suricatta)・哺乳綱ネコ目(食肉目)マングース科スリカータ属・別名、スリカータミーヤキャット」をみた・・・生きていくって生物って、ナンでもスゴイねッ・・・
 それで、「クマムシ」をブログ記事でシラベテみた。熊に形が似ているとのコトだから漢字にすれば「熊虫」だろうが、音からすれば「クマムシ=句真無視・矩蝮」、「ク・マムシ」、「クマ・ムシ」「クマム・シ」、「ク・マ・ム・シ」などの異なる漢字にも変換できるが・・・ボクの興味の対象は「矩間・句間・熊・隈・隅・久万・球磨」などで、「阿(くま・おもねる)」の漢字との比較だから・・・
 以下はそれらの記事を参照、参考にして少々改作し、概要を添付(コペピ)したモノで。「クマムシ」を検索すれば、その「原文」を視るコトが出来る・・・
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 クマムシ
 体長がおおむね1mm未満の微小な動物
 4対の脚
 通常の市街地のほか、深海、高山、極地で
 生息
 ゆっくり歩くことから
 緩歩動物と呼ばれ、
 分類上独自のグループを形成
 近縁な動物群としては、
 節足動物(昆虫やエビ・カニなど)
 有爪動物(カギムシ)
 乾燥耐性を持ち、
 周囲が乾燥すると脱水して縮まり
 乾眠状態になる
 この状態では水含量は数%にまで低下し
 生命活動はない
 水を与えると速やかに活動状態に復帰する
 乾眠状態の極限的な環境に曝露した後も、
 給水により生命活動を再開
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 クマムシの示す耐性能力は、
 生息環境から考えると過剰
 耐性の仕組み
 トレハロースという糖を
 蓄積して乾燥から保護している
 トレハロースを顕著に蓄積しない種が多い
 メカニズムについては分かっていない
 クマムシ以外では乾燥時に
 トレハロースを大量に蓄積する生物種もいる
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 宇宙空間にも耐えられる
 超低温・超真空・放射線に耐性を持つ
 乾眠状態のクマムシなら
 宇宙空間に曝露しても耐えられる
 紫外線照射で曝露した場合
 生存率は大幅に低下
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 クマムシのゲノム解読
 耐性を支える分子メカニズムの解析
 解読したゲノム情報を情報基盤として利用しながら、
 転写産物の網羅的な解析(トランスクリプトーム)や、
 プロテオミクスの手法を用いて、
 耐性に関わる遺伝子/タンパク質の探索
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 クマムシ
 ミクロの世界に住む
 8脚の足で歩く、緩歩動物
 カブトムシとか、カメムシとか
 単体の生き物の名称ではなく、
 1000種類ほどいるものの総称
 1
 温度
 温度への耐性
 人間の細胞は55度
 クマムシは151度
 絶対零度(0.0075ケルビン
 −273.15 ℃
 乾燥状態に限り
 151度の高温は平気だが
 熱湯では死亡
 2
 乾燥
 その85%が水分
 水分を0.05%まで減らし、
 乾眠状態に入る 寿命は通常1ヶ月〜1年ほど
 この乾眠状態になると
 9年間も生きられる
 3
 圧力
 真空状態でも生きることができる
 宇宙空間で10日間ほど生きられる
 75,000気圧にまで耐えられる
 深海でも棲息
 4
 放射線
 紫外線やエックス線など、
 人間の致死量は500レントゲン
 クマムシの場合は57万レントゲン
 にも耐える
 乾眠状態、仮死状態、塩眠状態、冬眠状態
 になり生き延び、そして元の環境になると、
 そのまま何事もなく動き出す
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 名前:クマムシ
 英語:water bears
 体長:50マイクロメートル〜1.7mm
 緩歩動物門
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 顕微鏡でしか見えない
 クマに似ていることから
 その名がつけられた
 細菌や植物などの全く
 類縁関係のない生命体から
 大量のDNAを獲得
 緩歩(かんぽ)動物
 世界中に生息し、
 体長は通常0.5ミリほどで、
 8本の脚でゆっくり歩く
 マイナス80度の冷凍庫に
 10年間入れられた後でも、
 解凍から20分後には再び動き始める
 クマムシのゲノム(全遺伝情報)
 を解読 
 全体の6分の1近く
 相当する17.5%が
 異種生命体に由来する
 大半の動物に関しては、
 ゲノムのうちで
 外来DNAに由来するものの割合は
 1%に満たない
 数多くの動物が
 外来遺伝子を獲得する
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 DNAがどのように継承されるか
 クマムシ
 約6000の外来遺伝子を獲得
 その大部分は細菌からの遺伝子
 他にも
 植物、菌類、古細菌
 の単細胞生物の遺伝子もある
 遺伝子の
 「水平伝播」によって
 外来遺伝子を獲得
 DNAを親から継承するのではなく、
 生物種間で遺伝物質を交換すること
 細胞が水分を取り戻すにつれて、
 クマムシ自身の断片化した
 DNAが修復されると同時に
 外来DNAが取り込まれ、
 異種生命体から伝播される遺伝子の
 「パッチワーク」が形成される
 「よって、生命の『系統樹』について
  考えるのではなく、
  生命の『クモの巣』や、
 枝から枝へと横断する
 遺伝物質を考えることが可能になる」
 と、ブースビー氏は説明
 (c)AFP/Jean-Louis SANTINI
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 クマムシの足、
 実は循環器か
 京都の高校生の仮説脚光:京都新聞
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 クマムシの脚
 クマムシ
 昆虫ではない
 緩歩動物動物門に属する
 無脊椎動物
 肢は4対8本
 クマムシのガス交換
 クマムシは1200種以上が存在
 水生生物
 水がなければ活動できない
 循環器を備えておらず、
 酸素を体表を拡散する形で
 体内に浸透させる
 クマムシの脚は循環器ではない
 クマムシには昆虫のような
 硬い外骨格はなく、
 脚には関節もない
 体の動きは筋肉によって調節され
 体性筋によって
 脚の内側が引っ張られ脚が収縮
 体腔内で平衡状態になっている
 静水圧に逆らって体液が
 「押される」ために、体内で水流が起こり
 この反対に脚を伸ばすことで
 水流が起こるので、
 体腔内で体液が循環するようになる
 クマムシの体腔内には
 貯蔵細胞とよばれる
 浮遊細胞がある
 クマムシが動くと、
 この浮遊細胞が
 体液の水流によって動き回る
 クマムシは脚を動かすことで
 体液を循環させて
 酸素を体内に行き渡らせている
 脚が循環器の役割を担っている
 ムシの乾眠と体の収縮
 脱水して乾眠とよばれる仮死状態になる
 縮んで収縮し形態を 樽
 急速に脱水すると乾眠に入れずに死ぬ
 脱水をゆっくりにすることで乾眠
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 緩歩動物(かんぽどうぶつ)
 緩歩動物門に属する動物の総称
 4対8脚の脚でゆっくり歩く
 形がクマに似ていることから
 クマムシ(英名は water bears)
 体長
 大きいもので1.7mm、
 小さいもので0.5mm。
 熱帯から極地方、超深海底
 高山、温泉、海洋・陸水・陸上
 あらゆる環境に生息する
 堆積物中の有機物に富む液体や、
 動物や植物の体液(細胞液)を吸入し
 食物としている
 およそ750種以上
 (うち海産のものは150種あまり)
 水がなくても
 120年生き、
 摂氏150度から
 絶対零度(272℃)まで耐え
 数分間は生きている
 真空状態でも、
 クリプトビオシス(タル状態、仮死状態)
 により生きていられる
 人間の致死量
 約500レントゲンの
 X線を浴びても死なない
 タル状態のクマムシは、
 その
 約100倍の
 570000(57万)レントゲン
 まで耐える
 通常体重の
 85%を占める水分を、
 0.05%まで減らし、
 極度の乾燥状態に耐える
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 クマムシの生態
 体節制は不明確
 基本的には
 頭部1環節
 と
 胴体4環節
 キチン質の厚い
 クチクラで覆われている
 4対の脚には関節がなく、
 先端には基本的に
 4〜10本の爪、 または
 粘着性の円盤状組織が備わっている
 体腔は生殖腺のまわりに限られる
 多くの種では
 雌雄異体だが、圧倒的に雌が多い
 腸の背側に
 不対の卵巣
 又は
 精巣がある
 幼生期はなく、
 脱皮を繰り返して成長
 呼吸器系・循環器系はない
 酸素、二酸化炭素の交換は、
 透過性のクチクラを通じて
 体表から直接行う
 神経系ははしご状
 通常、
 1対の眼点と、脳、
 2本の縦走神経
 によって結合された
 5個の
 腹側神経節を持つ
 口から胃、直腸からなる消化器系を持つ
 排出物は顆粒状に蓄積され、
 脱皮の際にクチクラと一緒に捨てられる
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 クマムシには全体の
 17.5%にも相当する大量の
 外来DNAが含まれている
 ゲノム解析の結果
 全く異なる複数の生物界に由来するDNAが含有
 その大部分は
 細菌(16%)
 菌類(0.7%)
 植物(0.5%) 古細菌(0.1%)
 ウイルス(0.1%)
 の
 DNAもあった
 (ゴールドスタイン氏)
 クマムシは遺伝子の
 「水平伝播」によって
 外来DNAを獲得
 通常は
 親から子にDNAが受け継がれるが、
 水平伝播は
 異なる生物の遺伝物質が
 直接取り込まれる現象
 「これからは生命を
  系統樹ではなく、
  クモの巣のような形で
  考えることができるかもれません。
  例えば今回の場合、
  細菌の枝から動物の枝に
  遺伝物質が渡っているのです」
 クマムシは、基本的に自身の
 クローンで繁殖
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 ・・・「クマムシ」は「黒色」ではなく、その「形態」からの命名であるらしい・・・