83日目です・・・サボリ二日間・・・自衛隊イラク撤退での「車両事故」で自衛官が重軽傷・・・それ以前の問題として北海道では「イラク帰還自衛官の自殺」・・・他にも「五人」も自殺とか?・・・アメリカでは「反戦アメリカ軍中尉」の戦場行きの拒否が報じられていたが・・・イラク内での「アメリカ軍」はあの「ヴェトナム戦争」時代に「ソンミ村で村人を無差別に虐殺し、暴行した」ように「軍人、軍隊一般」としての「規律崩壊」が起き始めているようだ・・・「大義名分」が崩れれば、「軍隊の規律」も崩壊する。「国家」がその「理想」をカラ

 ウソの「大本営発表報道」は「日本帝国軍人・臣民」の「規律・秩序」を敗戦まで「維持」して来た。戦場での「事実的状況」を身を以って経験し、知っていたのは「戦地=現場」での「軍人・兵士」であった。「兵士」の叩きこまれた「戦陣訓」は戦場で負けても「敵に降伏しない=自殺」と言うことであった。「国民」が小学校から洗脳された「神国日本」は「不滅の国家」であった・・・そして「国家の秩序」は「大空襲」、「原爆投下」があっても、壊れることなく敗戦一分前、一秒前まで維持されてきた・・・何百万人の命が喪失、消去されたのは「疑うコト」を自ら学ばなかった結果である。疑った人間も「国家」と戦わなかった・・・アキラメたのか、泣き寝入りしたのか、要領よく自己保身で生きのびたのか・・・

 「戦争」や「テロ」での「殺人」に慣れてしまう、とは「異常なコト、異常な事件」が「日常茶番」になっていくと言うことだ・・・「戦争、テロ」の「報道」に慣れていくのは「日本人」だが、「戦争地域の人々」には当然な「日常の戦争、日常のテロ生活」に慣れてしまっている、と言うことだ。「事実」としてのTV報道、新聞報道と、「モノガタリ」としてのTV番組、娯楽映画、電子ゲームが虚実ごっちゃになり、あらゆるところで「殺人」が起こされている。そして「異常」なハズの「殺人」が「異常ではないモノ」として視ることにも、聴くことにも慣れてしまって「日常感覚」になってきている・・・「自衛官」が「軍人」に、「軍人」が「殺人者」に、「殺人者」が「一般市民」に、「一般市民」が異常な「非日常感覚者」に・・・