四拾弐日目・・・です。

 

 「松野頼三」って人間、「死者に鞭打つな」ってコトバがあるけれど、「ダグラス・グラマン事件(昭和54年)」で「五億円」を収賄した人間だよな。この事件の収賄に関係していたのは「岸信介」もである・・・「60年安保」の「夏の陣」の主役だ。残念ながら「落城」はしなかったが・・・どうやらムカシからも、現在の日本の政治屋達も「国家」を守る「右翼」でもないし、国家を否定する「左翼」でもない・・・モチロン、「国家民族主義者」でもない。「私利私欲の口きき利権業者」であることを知るべきだな。そして、今現在、同類のこの「死んだ人間」を「讃美」し、「尊敬の念」すら口にしている人間には「ムチ打つ必要」がアルのは当然だッ。・・・コイズミの相談役だった・・・どんな相談だったのか?
 だいたいからして「50億円」って「カネ」は日本国民の税金で自衛隊機として支払った「ダグラス・グラマン・軍用機」購入代金の「リーベト」であった。当時の「50億円」・・・「3億事件」ッてのもあったけれど、世間の大半はその事件には「拍手喝采」だった。若いアンタは知らないだろうケレド、現在、定年間近の年代は「ウマイコトやったもんだ」ってさ・・・この「ドロボウ」は決して「ネズミ小僧」じゃなかったし、「怪盗ルパン」でもなかったのに・・・世間一般が「モウケル手段思考」が麻痺しつつあったのサッ・・・「太蔵クン」なんかの根底的な思想だよな、「政治屋=金儲け=議員報=月100万円以上+あるふぁー=ベンツ買える」・・・トッテつけたような「ニート対策問題」なんかイワン方がイイ・・・一時の「ハリウド映画」にも「思想」っていうか、「倫理観・道徳観」の無い映画がなんかが注目されていたよな・・・スチィーブ・マックイン主演の「ゲッタウエイ」だったか・・・時代的思想があったのは「俺達に明日は無い(ボニーとクライド)」だったか・・・ウォレン・ビュティーの「クライド」、格好イカッたゼッ。

 以下は「カンテイ日記」だか?、からの抜粋だが・・・

 ”「政界の寝技師・策士」との異名を持つ総理の指南役、松野頼三自民党総務会長(89歳)が死去。

 故松野頼三氏は、吉田茂元総理の政治指南役であった松野鶴平元参議院議長の三男。公職追放を受けた父に代わり昭和22年の総選挙に旧熊本1区から初当選、以後15回当選を重ねた。

 昭和33年、第2次岸内閣の総理府総務長官として初入閣以来、労相、防衛庁長官、農相歴任。三木内閣では自民党政調会長、総務会長を務めた。

 ダグラス・グラマン事件(昭和54年)で5億円受領の道義的責任をとり議員辞職、直後の総選挙に無所属で出馬するも落選。

 しかし、翌年のいわゆる大平総理急死の衆参同時選挙で帰り咲き復党、平成2年冬の総選挙で落選、政界引退。”

 この「ダグラス・グラマン事件(昭和54年)で5億円受」の時の「検事」達も腰砕けでね、「法」を「口キキ政治屋の利権」のタメに不問にしてしまったのだ。昨年あたりは「警察」ばかりじゃなくて、「検察庁」の「裏金問題」が「内部から告発」されていたのに、「告発」した「同僚」を「ワナ」にはめて「罪人」にしてしまった。
 コレジャァ・・・「法」とはナンなのか?・・・ソレ以前に「国家」とはナンであるのかをミンナ考えてみるべきだな。
 それに現在の民主党党首「小沢一郎」は「ロッキード事件のタナカの子分」で、一時は「金竹小(コンチクショウ)」とイワレタ連中の一人だったことを知っておくべきだな。「コンチクショウ」とは当時の「政治利権屋」の大ボス、金丸・竹下・小沢・・・だ。
 とりあえずは過去に於いて「政治思想」ではなく、「利権屋集団」の分裂で自滅し、おとなしくしていたヤツだからな・・・「イイコト言う人間」には気をつけれョなッ。