2612日目・・・隠れキリシタンが「アワビ(鮑・鰒・蚫・abalone=アバロン)」を「聖母(アベ)マリア」に見立てて擬似偶像として礼拝の対象としていた理由が・・・漢字の象形と部品構成、そして「Avalon=アヴァロン島」の呼称のナマエの「音」に関連しているのではないか?、とモウソウ・・・

 魚偏の漢字「鰒=鯸=魨=ふぐ」・・・「鰒(魚+复)=ふぐ」?、「アワビ」ではなく「河豚=ふぐ」って?・・・

 「蝮(虫+复)=虫+𠂉+日+夂=まむし」?
 「復=彳+复=また」?・・・
 「复=復=彳+复」
      「復」の異体字は「复」
 「復=彳+复=かえる・また・ふたたび
       復路・往復
       もとの状態にもどる・もどす
       復活・復帰・復旧・復元・回復
       克復・修復・整復・本復・来復
       同じことを繰り返す
       復習・・・復讐」
 「覆」=覀+復=襾(おおいかんむり)+復
     ふた(覀)をひっくりかえす(復)・くつがえす
     おおう・くつがえす・くつがえる・フク・フウ
 「履」=尸+復=わらじ=草鞋=くつ
     履歴・はく・くつ・ふむ
     はきもの(履物)・くつ(靴・沓)
     はきものをはく
     弊履・草履
     ふむ・ふみおこなう・実行する
     履行・履歴
 「複」=衣+复=衤+复=衤+𠂉+日+夂
     異体字は「𠣾・𧜰・𧟞」
     かさねる・かさなる・二つ以上ある
     複式・重複
     こみいる
     複雑
     かさねてする・ふたたび
     複写・複製
     単複
 「腹」=肉(月)+复=はら
ーーーーー
 アワビ(鮑=魚+包
     鰒=魚+复=魚+𠂉+日+夂
     蚫=虫+包
     abaloneアバロン
 アワビは
 カキ(牡蠣・牡蛎・蛎・蠣・牡蠐・蠐)等と違い
 片側にしか殻がないので
 「鮑の貝の片思い」と言われ
 「逢わないでワビ(詫び・侘び)しい」
 「合わないでヒラク
 の略に由来
 アバロンAbalone=あわび=Abalone Shell
 パウア貝(パウア=Paua・pāua)=マオリ族
            (ニュージーランド・新西蘭)
 AbaloneAvalon
 ↓↑
 アバァロン(Abalone)⇔Avalon(アヴァロン島)
       Ab-alone ≠Av-alon
  ↓↑
 Avalon(アヴァロン島)は
 ケルト伝説で、
 西方にある聖なる島
 リンゴ(林檎)・・・臨語・・・輪語・凛語・・「凜=凛」
           倫語     毒凛語
                  冫+稟=冫+禀
 を意味する
 「aval(アヴァル)」・・・アヴァル⇔アベァル
 から由来
 アーサー王が傷を癒した最期の地
 ↓↑
 イエス・キリスト
 (ナザレのイエス
 アリマタヤの・・・アリマタヤのヨセフ
          アリマフェヤの義人イオシフ
          イエスの遺体を引き取った
     ヨハネは「イエスの弟子でありながら
          ユダヤ人を恐れてそのことを隠していた」
     少年の頃のイエスがヨセフとともに
     ブリテン島西南コーンウォールの錫鉱山にやってき
     坑夫たちに錫をどうやって
     抽出するか、また製錬するかといったことを
     教えたという伝説があった
     キリストがおじのヨセフとともに島を訪れた伝説
     復活大祭の2週後の主日(日曜日)に
     イエスの葬りに参加した他の人物
     アリマタヤのヨセフ
     携香女らとともに記憶される
 ヨセフとともに
 ブリテン島を訪れた際の上陸地で
 後
 そこが
 イギリス最初の
 キリスト教会となった
 このアヴァロンの場所は
 現在の
 グラストンベリー
 ・・・とされているらしい・・・?
 ↓↑
 カインとアベル
 旧約聖書『創世記』第4章
 兄弟
 アダムとイヴ
 の息子たち
 兄がカイン
 弟がアベル(הֶבֶל)
 人類最初の
 殺人の加害者・被害者
 ↓↑
 弟がアベルは「牧者・羊飼い」
 本来のヘブライ語
 「息(いき・意気)」を意味
 人類最初の殺人の被害者
 ↓↑
 兄カインは「農耕者」
 本来のヘブライ語
 「鍛冶屋、鋳造者」
 ↓↑
 人類最初の殺人の加害者
 カインは
 弟アベルの殺人の罪により
 エデンの東にある
 「ノド(流離い=さすらい)」・・・咽喉・能登・能都?
 の地に追放された
 カインは息子
 エノクをもうけ
 ノドの地で作った街に
 「エノク」と名をつけた
 エノク=カインの息子=アダムの孫=イラドの父親
 アダム→カイン→エノク→イラド→・・・トバルカイン
 ↓↑
 聖典ヨベル書』(偽典?)
 カイン・・・・・戒音・化音・掛音・可寅(虎)・日陰
 は
 第2ヨベル第3年週に
 アダムの妻、・・・阿拿務・・・「亜當(アダム)」
 イヴァから・・・・意分蛙・・・「夏娃(イヴァ)」
 長男として生まれた
 妻は
 第2ヨベル・・・・・與部留
 第5年週に
 生まれた妹の
 アワン・・・・・・阿湾・有湾・・・有明海
          アワン=アワム⇔アワミ⇔アワビ・・・?
              マミムめも    マミムメモ
 ↓↑
 聖典エノク書』第22章
 冥界を訪れた
 エノク・・・・・慧能公・永久・遠億・・・重之句
 が大天使
 ラファエル・・・羅府合重留
 の案内で
 死者の魂の集められる洞窟を目撃し
 アベルの霊はその時代になっても
 なお天に向かって
 カインを訴え続け
 カインの子孫が
 地上から絶える日まで
 叫び続け続ける、という・・・
 ↓↑
 カインの子孫の
 トバルカイン・・・鳥羽(賭場)留甲斐寅
 ↓↑       賭場留掛 音
             訳話留可 陰
          鳥羽天皇(鳥蛺天皇
          1103年2月24日    癸未
         (康和五年一月十六日)甲寅
          〜 己丑午未=空亡

          1156年7月20日 丙子
         (保元元年七月二日) 乙未
          第七十四代天皇 甲午
         (在位1107年8月9日
            嘉承2年7月19日
            〜
            1123年2月25日
            保安4年1月28日)
          諱は宗仁(むねひと)
          堀河天皇の皇子
          母は贈皇太后・藤原苡子(しげこ・イシ)
          白河法皇のもとで
          五歳で天皇即位

          子の
          崇徳天皇・・・配流後は讃岐院・・・怨霊
                 白河法皇と璋子の密通の子?
          近衛天皇
          後白河天皇
 ↓↑       の三代二十八年に渡り院政
          笛の名人で
          催馬楽、朗詠もたくみだった
          中宮・藤原璋子(待賢門院)は
          白河院の養女となって溺愛され
          鳥羽院崇徳天皇
         「叔父子(祖父・白河院の子、叔父である子)
 ↓↑       と呼んでいた(古事談
 は
 「青銅や鉄で道具を作る者(創世記第4章)」
 異母兄弟の
 ヤバルは遊牧民・・・矢張る
 ユバルは演奏家・・・諛張る・へつらう・おもねる・こびる・ユ
 ↓↑        諛=言+臾=臼+人
          人の機嫌をとるように媚(こ) びる
          相手に気に入られるよう、言葉で機嫌を取る
          諂(言+臽)=へつらう=諛(言+臾)
         ↓↑(言+舀)
           臽(カン)⇔舀(ヨウ・トウ)
           臽=⺈+臼=𠂊(刀・々)+臼
             ⺈=立刀
             危=厂(崖)の上から
             人(⺈)が?
             跪(ひざまづい)て
             下を見ている字形?
             厄=災厄・厄病=厂+⺋
             ⺈+厂+⺋=危=⺈+厄
             ⺈=人?
             厂=崖
             ⺋=巴・已・巳・己・・・蛇・蝮
              =竦(すく)んで縮こまる・・・?
             包=勹+己・・・砲丸・包含
             ならば、
            「⺋」の形象は
             丸まって転げ落ちる恐怖
             断崖絶壁の上に立って転げて落ちる恐怖で
             足がスク(竦)む
             あるいは「崖で転がってしまった形象」
         ↓↑    ↓↑
             臽の異体字は「𥦶・陷・陥」で
               ↓↑
             ⺈+臼=落とし穴
                カン・ゲン・コン
                臼(うす)の上で
             ⺈=勹(つつむ・ホウ・ヒョウ)
               勹=ノ+𠃌=𠂉+亅
                 つつみがまえ
                 𠃌=カン・ケン・コン
                =鉤・鈎
             ⺈=ク⇔く=苦・玖=王+久
               ク=𠂉(かみさし)
               +
               丿(ヘツ・ヘチ)
               ↓↑
               久-乀(クを支える棒)
               クは支え棒が無い「久」
        ↓↑     ↓↑
           舀=爫+臼=袋から取り出す?
             臼(うす)の上の爪
             爪=㕚=爫
             手で上から覆うようにして取る
             掴(つか)み取る
             抓(つま)み取る
             手足の指先の硬い部分
             鳥獣の手足の先の硬い部分
             つめ・つめかんむり・つめがしら
             つめ・ソウ・ショウ
             爫=手or爪or㕚
           舀=餅つきの相取る・あいどり
             合い取り・あいどり
             餅つきの相方として餅をこねる人の手?
             餅搗きの相方として餅を捏ねる人
             アイドル=偶像・崇拝人物・idol?
             アイドリング=機械が空回りする?
 ↓↑      ↓↑  アイドリング=idling=空転
         臾=ひきとめる・しばらく・わずか
           須臾(シュユ)
           すすめる・そそのかす
           縦臾(ショウユ)
 ↓↑        讒諂面諛(ザンテンメンユ)
 彼らの父      ↓↑  ↓↑
 レメクは戦士・・・・センシ=撰史・戦史・先史・選詞・穿刺
 「わたしは
  受ける傷のために人を殺し
  受ける打ち傷のために
  わたしは若者を殺す
  カインのための
  復讐が
  七倍ならば
  レメクのための復讐は
  七十七倍(創世記第4章22節)」
  ・・・7×7=49・・・4章22(念ニ)節
     七かける七は四十九
     漆かける漆は肆拾玖
 ↓↑
 7世紀後半〜8世紀後半
 にかけて編纂された
 「万葉集」に
 アワビを歌った和歌
 伊勢の
 あまの朝な夕なに
 かづくとふ・・・・・海に潜って取ってくる
 鮑の貝の片思いにして
 ↓↑
 潜っても、潜っても
 甲斐(貝)がない
 アワビに逢(あ)えなくて
 わびしい
 ↓↑
 アワビは耳の形にも似ている
 英語は「Ear Shell 」
 形状が人間の耳形
 ↓↑
 鮑(あわび・ホウ)
 貝殻が一枚で
 「逢わないでわびしい・合わないでひらく」
 「不合肉(あはぬみ)」
   ・・「不合肉= フゴウ-ジク」
         =「符号・符合・附合・付合・富豪・負号」
           字句
 「合(ア)+間(ヒ)」
 ↓↑
 アワビの殻の背面に数個の穴が並んでいる
 この穴は鰓呼吸のために
 外套腔に吸い込んだ水や排泄物
 卵や精子を放出するためのもので
 殻の成長に従って
 順次形成された穴は
 古いものからふさがっていき
 常に一定の範囲の数の穴が開いている
 アワビではこの穴が4〜5個
 ↓↑
 トコブシ(Sulculus diversicolor supertexta)
 床臥・常節(とこぶし)
 狭義の
 アワビ(鮑・鰒・蚫)と同じ
 軟体動物門
 腹足綱
 ミミガイ科
 の藻食性の巻貝の一種
 ↓↑
 「煮貝」は
 考古資料として形が残らない・・・
 江戸時代
 文政十二年(1829年
 笛吹市
 石和町・・・いさわ=石和・・・石の和・・・磐の倭
 に所在する
 篠原家文書に含まれる
 「御用其外日記」が初出
 形態は不明であるが
 「尓加以(にがい)」・・・煮貝・苦い・二外・似甲斐(蝦夷)?
 の文字が当てられている
 弘化三年(1846年)
 甲府徽典館の学頭
 林鶴梁の日記・・・林の鶴の梁・・・梁⇔粱・・・高粱(コウリャン)
          梁=はし・はり・うつばり・やな
            橋梁
            はり・うつばり・家の棟をささえる横木
            梁上・棟梁
            やな=木を並べて川の水をせきとめ
               魚を捕るしかけ
               魚梁
 『林鶴梁日記』で
 「煮鮑・生鮑の塩漬け」
 が記録
 ↓↑
 光過敏症
 東北地方で
 「春先のアワビの
  内臓を食べさせると
  ネコ(猫・根子)の耳が落ちる」・・・?
 と言い伝え
 漢方で
 肝機能改善
 目の機能効果
 ↓↑
 殻の裏側に
 美しい真珠光沢(干渉色)があり
 ごく薄く切り出したものを
 螺鈿細工などの工芸材料に用いる
 鮑玉=天然真珠=殻の真珠層を利用して真珠養殖
 ↓↑
 『万葉集
 鮑の産地=御食国と呼ばれる国々
      紀伊国
 鮑玉
 宝飾
 漢方薬として用いられ
 貝類の真珠層には解熱作用・・・解(とく)熱(ねつ)作用
ーー↓↑ーー 
 鮑叔(ホウシュク)
 中国春秋時代
 斉の政治家
 姓は姒・・・・姒=女+以=くつわ・遊女屋・銜・轡・馬銜
          異体字は「㚶・娰」
          同じ夫に嫁した姉妹の姉の方=姒
          兄の妻は「姒」
          弟の妻は「娣」
          姒=姉
          娣=妹
          褒姒=西周の幽王の妃・美人・褒姒不好笑
          幽王が寵姫の褒姒を喜ばせるために
          敵襲の合図の狼煙を
          遊びで上げさせた・・・狼少年=幽王?
          禹
          名は文命(ブンメイ)
          諡号は禹
          別称は大禹、夏禹、戎禹とも
          姓は姒(ジ)
          姓・諱を合わせ
          姒文命
          夏王朝創始後
          氏を夏后とした 
          こうがい=笄
          かみかき=髪掻
          髪をかき上げるのに使った
          この日本の伝統は「姒」によって始まった
          櫛(くし)=笄=姒
          姒が原初に身につけた
          傾城=西施、姐己、褒姒
  隠れキリシタン
 「あわび(鮑・鰒・マリア=ヴィナス)」
 「古銭(十字架)」を擬似信仰対象とした
   ↓↑ ↓↑
 氏は封地から鮑
 諱は牙
 字は叔
  鮑叔牙
 姒姓の
 国杞の公子
 斉に仕えて
 鮑の地を与えられ
 鮑氏を名乗る
 桓公に仕えた
 ↓↑
 鮑叔は
 若い頃
 管仲と親しく交り
 管仲と共に商売
 管仲が大損失を出しても
 商売には時勢として決して咎め
 多大な利益を上げても
 貧乏な管仲
 その利益のほとんどを与えた
 管仲は鮑叔に大恩を感じ
 後世、二人の厚い友情を
 「管鮑の交わり」
 と呼んだ
 後
 鮑叔は釐公の子の公子
 小白に仕え
 小白の兄の
 襄公の圧迫を避ける為に
 小白と共に
 莒に亡命
 その後
 襄公が暗殺され
 斉では後継者争い
 莒から戻ってきた
 小白
 と
 公子糾
 が争って
 鮑叔の活躍で
 小白が
 斉君
 となった
 ↓↑
 公子糾に味方をした
 魯から
 公子糾の臣
 管仲と召忽を受け取り
 桓公に仕えさせようとした
 召忽は
 公子糾が死んだ事を知り自害
 管仲を仕えさせる事に成功
 ↓↑
 桓公管仲を宰相として覇者となった
 鮑叔は管仲を助け
 ともに政治にあたった
 ↓↑
 管鮑の交わり
 管 夷吾(カン イゴ)=管 仲(カン チュウ)
 斉の
 桓公に仕え、覇者に押し上げた
 三国時代
 管寧は後裔
 ↓↑
 斉で
 管仲
 公子糾に仕え
 鮑叔は
 公子小白(桓公)に仕えた
 時の君主
 襄公は暴虐な君主で
 管仲は公子糾と共に
 魯に逃れ
 鮑叔は小白と共に
 莒に逃れた
 その後
 襄公は従兄弟の
 公孫無知
 の謀反で殺され
 公孫無知
 も兵に討たれ、君主不在となった
 斉国内は
 糾と小白のどちらを
 君主として迎えるべきかで二分
 先に帰国した方が有利な情勢になった
 公孫 無知(コウソン ムチ)
 春秋時代・斉国、第十五代君主
 釐公(斉=姜斉の第13代君主・荘公の子・僖公)
 の同母弟である
 夷仲年の子
 伯父の釐公の寵愛を受け
 従兄の太子諸児と同じ待遇を受けた
 釐公が亡くなり
 従兄の
 諸児が襄公として
 即位し冷遇された
 前686年
 大夫の連称・管至父らと謀って
 襄公を殺害し、斉公に即位
 襄公の弟の
 公子糾は管仲と魯へ
 公子小白(桓公)は鮑叔と莒へ
 それぞれ逃れた
 前685年
 公孫無知は
 臣下の
 雍廩によって、暗殺
ーー↓↑ーー
 ・・・???・・・阿波おどり・・・アワビ(鮑・鰒・蚫)・・・
 河豚(ふぐ)おどり?