2559日目・・・前回の「東莨菪(トウロウトウ)」、「莨=艹+良」の再検討・・・「ヨメ(嫁・夜目・余目・読め)とシュウトメ(姑・宗徒目・衆徒目・囚徒目・州都目)」の確執?・・・「め⇔女⇔メ⇔乄・〆・乂・X・十⇔ナ」・・・?

 「姑×嫁=爻=牝雌鯢凹陰♀-」・・・
 「舅×婿(聟・壻)=××=牡雄鯨凸陽♂+」⇔「女胥」?
 ・・・「婿(むこ・セイ・サイ)」⇔「男胥」?
 ・・・「聟(むこ・セイ・サイ)」
 ・・・「壻(むこ・セイ・サイ)」
 ・・・「胥(あい・みる・ショ・ソ)」・・・
 「胥=疋+冃(月)=しおから(塩辛)・みな(皆)・ショ・ソ
           塩づけの肉・たがいに・あい
    月が
    疋=¬+ト+人
      あし・ひき・ひつ・き・ヒツ・ショ・ソ・匹
     =古代、布帛2反(端)分
      古代中国において使われた長さの単位両(=40尺)
      織物の長さの単位・反物2反分の長さ、1疋
      並幅(約36cm)、長さは22m前後
      絹織物、二反は一疋
      1疋でおとな用の着物と羽織を対で仕立てることが多い
      銭を数える呼称、1疋=10文、のち25文
      馬を数えるのに用いる数詞単位
    ↓↑
    胥謀=唐・宋以後の事務官僚
       国家機構を実際に支えた事務処理者の総称
    みな・ともに
    胥吏(ショリ)=下級官吏・小役人」
    太宰嚭、譖子胥恥謀不用怨望
    太宰嚭、子胥、謀の用いられざるを恥じて怨望す、と譖す?
   (十八史略
    嚭=喜+否(不口)・・・喜びを否(いなむ)
    譖=言+朁
       ・・・朁=兂+兂+日
       ・・・兂(かんざし・シン)
          兂=旡(かんざし・サン・シン)
          兂=簪・髪飾り・髪挿し・髪留め
            女性が用いた髪飾りは
           「簪」ではなく
           「釵(髪に挿す部分が二股の髪飾)」⇔釧
            釵(さい)は、琉球古武術で使用される武器
            釵(かんざし)形に似ているので釵と表記
            釵股(サイコ)
            釵釧(サイセン)
            釵=簪(かんざし)
            釧(くしろ・セン)=腕輪・・・釧路?
            ↓↑
            釵子(サイシ)=女房装束着用の時に用いた
                   ヘアピン形の理髪用具
            釵子股(ぼうらん=棒蘭)=ラン科の
            常緑多年草・樹幹に着生・葉は多肉の棒状
            夏、微香、淡緑色の花、唇弁は黒褐色
            ↓↑
            鉗子(カンシ)=無刃の鋏のような形の
                    臓器を摘み出す器具
            無刃の鋏のような
            ピンセット=(オランダ語: pincet
                   英語: tweezers
                   日本語: 鑷子(セッシ)
            ↓↑
           「鈿(金属を平たく延ばして切り出した
              細工物、前額などに挿した)
          篸(かんざし・シン)=𥳋・𥮾・撍・𦹧・𥸢
            縫い針・針を刺して縫いつづる
            長短の揃わないさま
            飾り櫛・笄(こうがい)
            平打簪、玉簪、花簪、びらびら簪
          ↓↑
          牙(きば・キ・ケ)
          无(ない・ブ・ム)=無
          圥(きのこ・ロク)=茸
          芽(め・ガ・ゲ)=艸+牙
          芽=かみ合う・突き出る・きざし
          ↓↑
          朁=兓+日
           =「かつて・これまで・以前に」=「曾」
            「すなわち」と読み
            「ところが・なんと・いったいぜんたい」
            などの意
      譖=言+朁=そしる・うったえる・いつわる・シン・セン
      異体字は「譛=言+替」・・・朁≠替
      中傷する
      譖訴=うったえる・いつわる・讒言
      ↓↑
    太宰嚭=伯嚭・・・嚭=おおきい・ヒ
        楚から呉に亡命し
        呉王の闔閭、夫差に登用され
        呉越の闘争の中で
        越と内通し
        呉滅亡後
        越王の勾践に殺された
    子 胥=伍子胥・姓は伍員(ゴウン)・字を子胥(シソ)
        太宰嚭(伯嚭)に讒言され
        呉王の夫差に殺された
ーーーーー
 「自業自得=字行字得
         (とく=讀・解・説・訳・梳)」?
 「臥薪嘗胆」・・・
 Wカップ・・・捌(八・8)強ならず又しても拾陸(十六・16)強?
ーーーーー
 「め⇔女⇔メ⇔乄・〆・乂・?・X・十⇔ナ」
        爻(乄乂)乂メ〆乂乄乜・・・乜?
 木目・笹目・細目・小目・一目・片目・固目
 弱目⇔目弱(眉輪王)
    目弱王(眉輪王・まよわのおおきみ)
 「仁徳天皇・・・名は大雀命(おほさざきのみこと・古事記
           大鷦鷯尊(おほさざきのみこと)
           大鷦鷯天皇(おほさざきのすめらみこと)
      皇后(前)
      磐之媛
     (いわのひめのみこと・石之日売
         葛城襲津彦の女
         武内宿禰の孫)
      皇后(後)
      八田皇女
     (やたのひめみこ・矢田皇女・応神天皇の皇女
       同母兄妹は菟道稚郎子皇子、
       雌鳥皇女=女鳥皇女は
       隼別皇子=隼総別皇子=速総別王と駆け落ちし
       伊勢国の蒋代野(こもしろのの)
       or
       大和国の宇陀の蘇邇(そに)で捕らえられ
       2人とも殺された
       ↓↑・山部大楯連が女鳥王の手に巻いてある
          玉釧を着服して、妻に与えた
          若日下王の
          押木の玉鬘・・・「挿し木=接木」?
          ↓↑      「版木=木版」・・・木版本
                  各頁の挿図と本文の両方を
                  一緒に凸刻した版木(block)
                  から印刷した本
          ↓↑      刊本の一種で、版本
          ↓↑ 押木=印綬・印璽・判子
             押木=stull=坑道の木の支柱=横木
             採鉱の坑木支柱(timber prop)
             採鉱の横木・採鉱場の両壁の間に張り
             上に鉱石などをためておく坑木のセット
             砕鉱、採鉱の
          ↓↑ 切羽の部分を支える横木、押木
         (おしきのたまかづら・木の枝の形の玉飾りの冠)
          を盗んだ「坂本臣等之督根臣」とダブル・・・
          久坂玄瑞坂本竜馬のパロディ(parody・揶揄)?
          長州久坂から玉を盗んだ土佐坂本?
      ↓↑  玉=天皇位(人選)の象徴?・・・暗殺と後継
      妃
      日向の髪長媛の子
     (ひむかのかみながひめ
          ・諸県君牛諸井の女=むすめ)
           諸(言は)懸ける訓(よみ)、語諸所為の音名
         大草香皇子
        (大日下王・波多毘能大郎子)
         草香幡梭姫皇女
        (橘姫皇女・若日下部命・雄略天皇の皇后)
      妃
      宇遅之若郎女
     (うじのわきいらつめ
        菟道稚郎姫皇女・応神天皇の皇女)
        菟道=兎(うさぎ)の道=白道=月道
      妃
      黒日売(くろひめ・吉備海部直の女)・・・日食?
  仁徳天皇
  と
  日向の
  髪長媛の
  皇子、
  ↓↑
  大草香皇子(大日下王・波多毘能大郎子)
  と          葉多他比能大牢の子⇔高野長英吉田松陰
  中蒂姫(なかしひめ)=中磯皇女
            =長田大娘(ながたのおおいらつめ)
            =長田大觔女(ながたのおおいらつめ)
  の子は
  ↓↑
  目弱王(眉輪王・まよわのおおきみ)
  (安康二年正月条・日本書紀)」
  ↓↑
 「蒂=艹+帝」・・・「異体字は蔕」=(植物の)へた・タイ・テイ
  瓜(ウリ・果実などの)へた・花の萼
  茄子(なす)・柿などの実についている萼(ガク)
ーーーーー
16 仁徳天皇
    ↓
   17 履中天皇市辺押磐皇子飯豊青皇女
  18 反正天皇    l
               −24 仁賢天皇−25 武烈天皇
               l
               −23 顕宗天皇
 菟道
 稚
 郎子
  19 允恭天皇−木梨の軽皇子
         20 安康天皇
         21 雄略天皇−22 清寧天皇
ーーーーー
  ↓↑
 大目(おおめ・おほめ)
 大きな目=二百匁を一斤とする測り方
 細部にこだわらず寛大に扱う様
 「大目に見る」←「多目」ではない
   ・・・太安万侶の太目⇔鯛目=眼球の大なる形容・肝要の所
              タイ目・他意目
              金目鯛・銀目鯛
 大目(ダイめ)、台目(ダイめ)・・・題目・・・
 茶室の畳の一種
 一畳から台子の寸法分の畳目を除いた約四分の三
 台目畳・三分の二ないし半分以上
 薬種の目方で1斤の4分の3
 田一町についてその収穫の
 4分の1を税として引いた制度
 ↓↑
 大目(だいさかん)は国司の一役職
 ↓↑
 目代(モクダイ)=平安時代中期から鎌倉期に
          遙任国司が現地に私的な
          代官派遣した家人などの代理人
          国司の私的代理人
          眼代(ガンダイ)とも
          役職上、現地に下向して
          執務しなければならない人物の代理派遣の代官
 目付(めつけ)=江戸幕府及び諸藩における職名の一
         ある人物が不行跡をしないよう見張る側近
         軍目付(いくさめつけ)
         戦場での将兵の監視役、戦国大名が配下が
         合戦中の勝手な行動を取らないようにする見張り
         武家社会の職制
         室町幕府侍所に付属し
         京都市内の検断にあたる下僚
         戦国時代以降、主君の意を受けて
         同僚の非違を探索・報告する監察官
         室町時代以降の武家の職名
         初期、侍所 (さむらいどころ) の所司代の被官
         戦国期には戦陣の監察や敵の内情を探る役職
         江戸時代の幕府で
         若年寄に属し、旗本・御家人の監察
         目付役=監視する役・監督役
 徒目付(かちめつけ)=江戸幕府で、目付の指揮により
         監察・取り締まり・探偵などを行った役職
         御徒(おかち)目付・徒横目(かちよこめ)
 目付=織物、編物の単位面積当たりの重さ
    1?当たりの重さをg(グラム)で表す
ーーーーー

ーーーーー
 「東莨菪(トウ-ロウトウ)」
 「莨菪(ロウトウ)」は
 ヒヨスの変種シナ-ヒヨス(支那-菲沃斯)
 ヒヨス
 (Hyoscyamus・niger
       菲沃斯)
 ↓↑ ・・・菲=うすい・かんばしい・ヒ
         そまつな・つまらない
         菲才
         かんばしい・かぐわしい
         菲(うす)い・菲才(ヒサイ)
         菲徳(ヒトク) ・菲薄(ヒハク)
       沃=そそぐ・こえる・ヨウ(エウ)・ヨク
         水をかける
         沃灌(ヨクカン)・こ(肥)える
         地味が肥えている
         啓沃(ケイヨク)・饒沃(ジョウヨク)
         肥沃(ヒヨク)・豊沃(ホウヨク)ヨク
         沃灌(ヨクカン)
       斯=これ・この・かく・かかる・ここ・シ
         瓦斯(ガス)・螽斯(きりぎりす)
窒扶斯(チフス)
         波斯(ペルシア)⇔斯波(しば)氏・・・織田家の主
 ↓↑      織田信長はアラブ(ペルシャ)系?
 ユーラシア大陸原産の
 ナス科の植物
 世界中に分布
 多年草または一年草
 園芸植物や薬用植物として用いられる
 有毒植物
 別名は「魔女の草」
 漢名は「ロウトウ(莨ト)」
  「莨=艹+良
    =艹+白+𧘇・・・「′+日+𧘇」
     ・・・𧘇=根子・髭
     ・・・衣(亠𧘇)の垂れ紐?
        衣=′+一+𧘇   ;
        長=E+亠+𧘇
     たばこ・ちからぐさ・ロウ
     煙草・ちからぐさ(おひしば)
     イネ科の一年草・まぐさ
     莨(たばこ)
 長=E+亠+𧘇・・・
  「E・F」は「櫛目」の字形?・・・
  「𧘇」は「根毛」の字象?・・・𧘇=ノレト=爪・瓜・・・?

   E・Eは、ラテン文字の5番目・Fは6番目
   イー=E=e=イィ
   英語のアルファベットの第5字
   音楽で、音名の一・ホ音
   east=東を示す記号
   自然対数の底(テイ)・を表す記号
   値は2.718281…
   (E)e-lectron=電子を表す記号
   (E)e-rror=野球で、エラー
   (E)e-ducation(教育・訓練)
   (E)e-veryday(毎日)
   (E)e-njoy(楽しく)
   (E)e-xercise(練習)
 a comb
 くし(櫛)の歯
 the teeth of a comb
 くし(櫛)を入れる
 comb one's hair
 くし(櫛)を入れてない
 uncombeddisheveled
 彼がいなくなって櫛の歯が欠けたようだ
 With him gone, we feel as if something essential is missing.
 unkempt=髪の毛に櫛(くし)を入れていない
      髪がもじゃもじゃ、ボサボサ
      服装、外見がだらしのない、乱れた
 ↓↑
 ヒヨス(henbane)
 マンドレイク
 ベラドンナ
 チョウセンアサガオ
 等の植物と組み合わせ
 向精神作用を利用し
 麻酔薬として歴史的に用いられてきた
 向精神作用=幻視や浮遊感覚
 ヒヨスの利用は
 大陸ヨーロッパ、アジア、中東で始まり
 中世にイギリスに伝わった
 古代ギリシア人によるヒヨスの利用は
 ガイウス・プリニウス・セクンドゥス
 によって記録
 植物名は
 Herba・Apollinarisと記述
 アポローンの神官によって
 神託を得るのに用いられた
 ↓↑
 ヒヨスには毒性があり
 動物なら少量で死に至る
 henbaneという英名は1265年まで遡る
 "hen"はニワトリという意味ではなく
 もともとは「死」を意味・・・?
 ヒヨスの葉や種子には
 ヒヨスチアミン、スコポラミン、
 その他の
 トロパン・アルカロイドが含まれている
 ヒヨスを摂取した時の症状
 幻覚
 瞳孔散大
 情動不安
 肌の紅潮等
 また人によっては
 頻脈、痙攣、嘔吐
 高血圧、超高熱、運動失調
 等の症状が表れる
 ↓↑
 ヨトウガ等のチョウ目の幼虫は
 ヒヨスの葉を食糧としている
 ↓↑
 11世紀から16世紀に
 ホップに代用されるまで
 ヒヨスはビールの原料として
 風味付けに用いられてきた
 ↓↑
 長=ながい・たける
   大きくなる
   のびる・のばす
   おさ・かしら
 ↓↑
 髪=かみ
 髭=ひげ
 镸=長
 瓺=かめ・チョウ・ジョウ)
 瓺[菱玉](みか)神社
 武蔵国那珂郡唯一の式内社
 埼玉県児玉郡美里町広木
 延喜式神名帳
 御神体は男女二神
 櫛御気野命
 櫛瓺玉命
 が祀られている
 ↓↑
 肆(シ・四)
 镾(わたる・とりつくろふ・ビ・ミ
 镾=镸+爾
  =E+云+爾
   長(镸)+爾=Tハ冂メ㐅メ乂
         ・平+礀+爻+爻+亅
 镹=ながい・キュウ・ク
 镹=镸+久
 ↓↑
 𡘷・㙊・𢐘・𣛊・𤊞・𤟔・𤬅・𤲘・𥇔・𥮲
 𦁢・㷃・𦹥・𧛇・𧹔・䂻・𨱥・𨱼・𨱾・𨲅
 𨲍・𨲗・𨲷・𩭨・𩳤・𩸕・䗅・䛫・䠆・䩨
 倀・帳・張・悵・掁・棖・涱・痮・粻・脹
 萇・賬・躼・碭・長・韔・餦・鼚
 異体字
 镸・长・兏・仧・𠇬・兵・𠤐
 𠑷・𠑻・𠑿・𡕣・𨱗・𠔊
 簡体字
 长
 声符「長」・倀粻悵韔帳脹棖張萇
 ↓↑
 長=ながい・おさ・たける・チョウ・ジョウ
   時間がながい
   物がながい・大きい
   距離がながい
   たけ・ながさ・背のたけ・身長
   ながく・いつまでも・永久に
   おさ・かしら・ひきいる者
   年上・目上・高齢の人
   たける・そだつ・のびる
   たける・すぐれている
   むだ・あまり・余計な
 ↓↑
 長=寸法や距離がながい・ながさ
   長身・長蛇・長大・長途・長方形
   狭長・身長・深長・全長・波長
   時間の幅が大きい
   長期・長久
 ↓↑
 『長澤・長崎・長野・長田・長川・長山』
 『山長・長井・長渕・長友
  長谷(初瀬・泊瀬)』
 『長谷川・長谷部』
 など地名・名字
 ↓↑
 「乍(ながら・たちまち・・・乍=𠂉+F=𠂉+E+礀
    …しつつ・…したり
    たちまち・にわかに
    乍(たちま)ち
    乍(なが)ら
    乍=𠂉+F=𠂉+E+礀=髪挿し・櫛(くし)?
 ↓↑ ↓↑
    奇稲田姫櫛名田比売=くしなだひめ
    脚摩乳(あしなずち)
    と
    手摩乳(てなずち)の娘
    八岐大蛇(やまたのおろち)=八俣遠呂智=八俣遠呂知
    の生贄となるところを
    素戔嗚尊(すさのおのみこと)
    によって助けられ、その妻となった
    稲田姫
    碓氷峠日本武尊八咫烏(やたがらす)に
        導かれて頂上に登り
       「あづまはや(吾嬬者耶)・あゝわが妻よ!」
        と嘆いた峠
        日本武尊が亡き弟橘媛(おとたちばなひめ)を偲び
       「あづまはや(吾嬬者耶)・あゝわが妻よ!」
        と嘆いた場所
        長野・群馬県境の碓氷峠(薄日嶺・日本書紀
                碓氷峠付近ではなく、鳥居峠
        静岡・神奈川県境の足柄峠(足柄の坂本・古事記
        日本武尊は相模半島(三浦半島)から海路、
        海神の怒りにふれ海が荒れ
        弟橘媛(おとたちばなひめ・弟橘比売命)は
        波間に身を投じ、神をなだめ海を静めた
        海に入りたまはむとする時に
        菅疊八重・皮疊八重・絹疊八重を波の上に敷き
        その上に下り
         ↓↑
        是に其の暴自ら伏ぎて、御船得進みき
        其の后、歌曰ひまひしく、
        さねさし 相武の小野に 燃ゆる火の
        火中に立ちて 問ひし君はも
        とうたひたまひき
        かれ、七日の後、その后の
        御櫛
        海辺に依りき
        すなわち
        その櫛を取りて、御陵を作りて治め置きき
        ↓↑
 「非」=羽を互い違いにした形
     非(あらず・ヒ)
     そし(る)・わる(い)
     そしる。責めとがめる。認めない
     わるい。あやまち。まちがい
     不正
     「あらず」と読み、
     「〜ではない」と否定
     「あらずんば」と読み
     「〜でなければ」
     「〜なしでは」と仮定条件の意
 ↓↑
 印(「爪(手)+卩(割符)」・・・ 卩=⺋(巳已己)=跪いた人
    手で人を跪かせることを意味)
 丟(さる・なげうつ・チュウ、チュ
   失う・なくす・落とす)
 镸(長)
 長(镸)
 衣(ころも)
 辰(たつ)
 振(ふる)
 蔞(どんぐり・さいかち・くろい
   皁の字形が変化・小役人・石鹸)
 皀(かんばしい・ヒュウ・キュウ・キョウ)
   旨いは上下が逆字
 良(白レメ)
 段(E+ト+殳)・・・(F+F+殳)
   高低の差があるところ・区画を意味
   だん・だんだん・きざはし
   段丘・階段
   ひとくぎり・切れ目・こわけ
   段落・分段
   技能の等級
   段位・昇段
   方法・てだて
   算段・手段
   ひときわ・いっそう
   一段・格段
   たん・単位の名
   織物の長さの単位・二丈六尺)
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 ・・・???・・・櫛梳く長い黒髪・・・句史説く訳語田・・・